DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

書棚作成

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2016.3.11(金)
いつも真冬の2月3月は熱海の船の中で過ごす。
今年は、例年とは違い家にいる。
我が家はテーブルの下に本が積み上げられている。
実は女房から、ついに本をなんとかしなさいと厳命が出た。
そこで、書棚作成となり、この1ヵ月ほどこの作業に没頭して来た。
ついに、出来上がる。
30mm厚の無垢板でくみ上げられている。
塗装は大東ペイントのウレテイトフロア 半艶 透明。
従来からある右の書棚の書籍並びに棚の高さを合わせてます。

書棚最上段は和書。
良く聞く、四書五経の全巻です。
四書:
論語、四巻
孟子、四巻
大学、一巻
中庸、一巻

五経
易経、乾坤二巻
詩経、一巻
書経、天地二巻
礼記、利貞亨三巻
春秋、一巻
全て後藤点、佐土原藩蔵版

次の段の黒いのは吉川幸次郎全集二十二巻
その下は式内社調査報告
その下の左は筑摩版樋口一葉全集。一葉全集の決定版。
その下は漱石全集。小学生の時から愛読していた同じ岩波の漱石全集は右書棚の中。
漱石全集の左に積んでいるのは反町茂雄の一古書肆の思いで、6巻。
右につんでいるのは勝海舟全集。内容により講談社版と勁草書房を選択。全巻揃いでは無い。
勝の残した文章を読む時、私は勝と同国人であることつまり、日本人に生まれた事を誇りに思う。
一番下の段はテーブルの影で、見えませんが、岩波古典文学大系や日本思想体系其の他、重い本。

書棚整理に伴い、多量の書籍を処分。村上春樹の本も20冊ぐらい、
ハードカバーの英文ヨット関連本も多数手放す。
英文ヨット本はマリーナに寄付しようかとも思ったが読む人もいないだろうと判断。
雑誌類、ムック誌を含め廃棄総数100冊以上あったかな。
いつまでも古い本にこだわってはいけません。
昔、ボードレール全集やメリメ全集さえ手放したではないか。

写真:
・大型書棚完成
・小型書棚完成
・小型書棚のネジ穴隠し
・大型書棚のネジ隠し
・板部材塗装中