2017.5.30(火)
妙法山 阿弥陀寺、三寶荒神社、椙吉神社参拝
マリーナでDENVERさんがはるか向こうの山を指を指し、卍が見えるでしょうという。
一番高い山の頂上近くに卍とは解らないが白いものが見える。
山は妙法山で阿弥陀寺があります、行きますかと誘ってくれる。
それは行ってみたいとお願いする。
かなり遠い。車で曲がりくねって細い急な山道を登る。
1時間ぐらいか、頂上の阿弥陀寺(あみだじ)に到着。真言宗。
苔むした石段、杉の巨木、広い境内。神域を感じさせる。
眼下には那智の海が広がる。
空海が高野山を開く前年(815年)にこの地にお堂を建てたのが阿弥陀寺の始まりと伝える。
妙法山、標高749m。このあたりでは2番目に高い山。一番は烏帽子山。909m。
境内は清潔、気持ちが良い。
先ずは参拝。
阿弥陀寺の案内には「那智参詣曼荼羅」が掲載されている。
熊野修験の山伏や熊野比丘尼が布教と勧進の為、全国に持ち歩いた熊野参詣案内図。
この山伏や熊野比丘尼を統括していた本願寺の一つが妙法山阿弥陀寺とある。
「那智参詣曼荼羅」には那智の滝や那智大社、青岸渡寺と共に最後にこの阿弥陀寺に辿り着くことが描かれている。
「ひとつ鐘」と呼ばれる、諸々の言い伝えのある梵鐘がある。
空海の書と伝えられる真無阿弥陀仏の文字と空海の銘がある。
現在のものは江戸時代再鋳されている。
境内の入り口近くに青岸渡寺まで3.5kmとある。
この地は那智の滝や那智大社、青岸渡寺より高地だ。
下り3.5kmで歩いて行ける。行ってみたいね。
阿弥陀寺境内、寺の直ぐ左、チョット高いところに「三寶荒神社(さんぽうこうじんしゃ)」。
紀州徳川家初代藩主徳川頼宣公が勧請したと説明書きあり。
参拝。
妙高山頂上の直ぐした、山の高地に色川という村があり、色川茶を産する。
車で見に行く。
道端に「椙吉神社(すぎよしじんじゃ)」椙って「すぎ」って読むんですね。
車を走らせていても、直ぐ何かある所、神域と感じさせる。石の鳥居のとなりに巨大杉あり。
参拝。
DENVERさんがマリーナまで送ってくれる。
写真:
・妙法山阿弥陀寺の名
・本堂
・彫刻
・熊野三寶荒神社の名
・拝殿と本殿が一体となっている
・椙吉神社の名
・巨大杉と石の鳥居
・拝所と本殿