DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

パールシーから平戸瀬戸を越え、呼子に移動

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2017.6.3(木)
今日は平戸に戻る予定にしていた。
2017.8.3平戸の転流は14:07。パールシーから平戸まで4時間として10時頃出港予定。
転流までは南流で逆潮、少し早くでるかな、ぐらいに考えていた。

5時の天気予報、警報注意報、台風情報などをチェック。
なんと、台風は九州の西岸からこの辺、九州北部の真上を通る予想。
私が常にチェックする台風情報、Kasayanの情報でも、各国の予報がまるで相違していたが、
ようやく、九州西岸方面から日本海に抜ける予報に収束して来たと書かれている。
これはまずい。
平戸に戻っても次の日、出港できなくなる恐れもある。
急遽、平戸には入らず、平戸瀬戸を越えて、呼子まで行くことに決める。

もっといたいパールシーを8時45分にスタート。
チョット距離があるので、少しでも早く出たい。
南流で北流よりは強く無いので転流1時間前に平戸瀬戸を越えることにする。

しっかりGPSプロッターを見ながら九十九島を抜けて行く。
島々が重なって見えるので間に水路があるのが解らない。
目視のみでは絶対通過不可能。

修正した航路、浮瀬の南を通る。

北、平戸に向かう。メインがバタバタ言う真登り。
いつもの、行く時必ず真登りに風が変わる。

大型本船は向こうから3艇、同じ方向に2艇。そのた大き目の漁船らしきが数艇。
白波がかなり立ち、小雨の様に小粒だがスプレーが降る。

平戸大橋に近づくと流れ藻が増える。
こんな所でペラに絡むと大事。気をつけましょう。立って監視。
逆潮1ノット程度。

平戸大橋をくぐり瀬戸に入ると遠くに大型本船、こちらに向けボーと汽笛。
右に寄る。

潮がきついところが多数あり、艇の船首が左右に持っていかれる。
渦を巻いているところも多数あり。渦潮通過の際は船が左右する。。

平戸前を13:00に通過。転流1時間前である。

黒子島の左?右?
いつも、平戸に向かうか平戸から出港するので、考えたことが無かったが、
平戸をパスする際は、平戸に近づかず、黒子島の東を通った方が広い。
ただ、潮のきつさを考えるとどちらが良いか不明。
大型本船は当然、黒子島の東を通過していく。

平戸瀬戸を出てからは、1本で呼子に向かう。
連れ潮を予想していたが、逆潮。
波も高い。
この状態が続く

平戸を出て10マイルぐらいで天気予報をチェック。
ナント、行き先の唐津地区、玄海町に強風注意報。
17時ごろから。他の地域には出ていない。
こんな狭い範囲のみの強風注意報ってあるのか。

着く予定は17時半ごろ。
予報が早まる可能性もあり、すぐメインをリーフ。

呼子の波戸御崎が近づくにつれ風強まる。
波も高くなる。
逆潮も強く、3ノット代しか速度が出ない。
このコースには潮があるようだ。

名護屋港の赤燈台がようやく見える。
左の端で、白燈台は見えない。
赤燈台に近づくと奥の白燈台も見える。

波と風で赤燈台に寄せられないよう操船。

名護屋港に入り、ようやく少し静かになる。
メインを下ろす。

呼子大橋を通過し、呼子の奥に入っていくと、
うその様に静かになる。

前回留めた岸壁、釣道具屋さんの前にスターンアンカー槍着け。
舫い、18時15分完了。

写真:
呼子で静かな夕闇に浸るECHO POINT
呼子18時56分の山陰に日が沈んだ瞬間の西の空。