DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

平戸の強風波浪注意報解除、即向かう

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2018.8.2(木)
平戸の強風波浪注意報解除。
平戸にやってきました。

伊万里久原(くばら)→平戸港 17.7マイル
本日、2018.8.2の平戸瀬戸転流は13時18分。
約、4時間かかるとして9時ごろ出港の予定。
ただし、アンカーを2本打つなど、台風対策の処理を見て1時間ほど前に離岸。
アンカーを引いていると、岸で車の音。
ナント、umizaruさんが手を振っている。
こちらも手を降る。
時刻の制約があって出港したが、本当はumizaruさんにチャントお礼を言ってから出発したかった。
umizaru さんのおかげで久原に艇を留められたと言って良いのだ。
umizaruさん、いろいろ有難うございました。

アンカー2本を上げるのは手間がいる。幸い、根係り等も無く、素直に上がってきて一安心。
ただ、泥を抱えて上がってきているので、バケツで海水を汲み、アンカー及びアンカーロープ、クリート付近など、
清掃にかなり時間を要す。
港内でメインを揚げ、久原を8時50分にスタート。
大形本船が通る水路だが、左右が狭いので、メインのみで進む。

伊万里湾に出たところで、ジブを張る。
漁船が何艇か見える。
その先に大型本船が3艇見える。
最初はこちらに向かってくるのかと思ったが、全艇停泊中であった。

時間に余裕があったのでエンジンを切り、ジェノアで帆走。3ノット代。
しかし、伊万里湾の出口に近づくと次第に風強まる。
エー、伊万里湾内と外ではそんなに風の違いがあるのかと思いながら、ジブと小さくする。
平戸に向かい針路変更するころから風が変わり、エンジン始動。

伊万里湾に入るには、日比水道、青島水道、及び津崎水道と三つある。
来る時は青島水道。今回は津崎水道を抜ける。

津崎水道では本船航路なので、向こうから1艇、同じ伊万里湾から出る方向に3艇通った。
近くでは無かったので、針路を譲る手間は無かった。
ただ、大きめの漁船が猛烈な勢いで進み、遠くを通った場合でも引き波で、こちらは大揺れ。
なんで、そんなにエンジン全開で進むのかねー。

平戸に近づくと2ノットほど逆潮。潮がきつく波立つ。
瀬戸より、瀬戸手前が潮きつく波が高かった。

水路の最初の岩、広瀬周辺ではむしろそれほど潮は強く無かった。
同じ方向に何艇か大型本船が瀬戸を通過していった。
北から南に向かう本船は全て、広瀬を左に見て、次に黒子島を右に見て、平戸大橋へ向かって進んで行った。
これが本船の通常ルートと思われる。

広瀬を過ぎたところで12時40分。転流より30分ほど早かった。

平戸では綺麗で豪華な桟橋にヨットを着けられる。
今までは、海から見て、左岸壁に着けていたが、
去年来て、桟橋屋根の日陰になり、夏には右の岸壁の方が良いとわかる。
今回は右岸壁に着ける。
1艇、すでに奥に緑のヨット。
舫い終わって13時20分。

前のヨットは艇色が緑り、ケッチ、重い船型なので、すっかり弓削であったCHERUB(チェルブ)だと思っていた。

目の前の観光案内所で停泊届を書く。
ここは、船検証も不要で、住所艇名等を記入するだけ。係留料は無料。

なにより、風呂に入りたいと、風呂の用意をして艇を出ようとしたところで、雨がポツリ。
急いで、干していたシーツなどを取り込み始めたら、一期に猛烈な夕立。
20分ぐらいで上がる。
山の上の方にそびえている大型ホテルに向かう。
急な階段を登り、たどり着いたところ、本日は駐車場が満杯につき立ち寄り湯はやってません。
と看板がでているではないか。
しょうがない、坂を下って、海辺のホテルに向かい、入浴。600円。大浴場と露天に入る。

18時過ぎにホテルを出る。
帰りに明日の食材を仕入れ、艇に戻る。

写真: 
裏側の様に見えますが、日陰になって夏はこちらの方が良いのです