DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

再び伊万里湾の最奥、久原にやって来ました

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2018.8.20(月)
再び伊万里湾の最奥、久原にやって来ました。
これで、四日間、一日で移動したことになります。
私としては非常に珍しい行動です。
私は出港する場合、
前日に食事を作っておきます。4日毎日移動すると実に忙しいです。ごはんだけ朝炊きます。

「非常に強い台風」19号と、続いて来る20号が原因です。
当初からこの九州西岸を進む非常に強い台風をさけるのは伊万里湾が最高と思っていました。
ただ、前の台風避難は、非常に親切なUMIZARUさんがいたことと、
たまたま1艇エンジントラブルで広くバースが空いていた。
今回は北側の大型移動台船が舫われている誰もいない岸壁に着けるしかないと思っていました。

しかし、奇遇ってあるんですね。
きのう、平戸で外から、こんにちわと声。
顔を出してみると知らない人。
どなた様でしたっけ、と尋ねる。
伊万里湾の奥の・・・と言いかけて、すぐ分かりました。
服装が船に乗るときと違い、判らなかったのです。UMIZARUさんでした。
これは非常に確立の低い現象です。
たまたま、旅行かで、平戸まで来ていたのです。
さらに、今も大型船は戻ってないので、伊万里湾最奥、久原のバースは空いていると言うではありませんか。
そこに入れるかどうかは別にして、明日、伊万里湾、久原に行くことを決定しました。

2018.8.20の平戸瀬戸の転流時は12時22分。
私はいつも正確すぎるほど正確に転流時に合わせます。
しかし、今回は時間が遅すぎる。
南流なので比較的弱い。
大潮では無いので、潮の速さも大きく無い。
そこで、転流の1時間22分前の11時に出港を決めました。
今日の最速時の潮の速度は8時10分、南流2.6ノット。

「YUKIKAZE」さんは最速時近辺に出港して下っていきました。
まー、艇速が早くなるだけという判断でしょう。
私の場合は速度が遅くなるので1時間半前と決めた。

11時に出港し、平戸瀬戸を通過中、1.5ノットから2ノットの逆潮。
ただ、艇が遅くなるだけで、渦巻や艇が翻弄されることはありませんでした。
しかし、オートパイロットは外し手で操船。
比較的静穏に平戸瀬戸を通過中、目の前を左から右、大型本船が下って行きました。

風は良いぐわいに吹いていたので、エンジンの微速前進を掛けていましたが、ジェノアでズット帆走。

平戸瀬戸を出てすぐ、真正面から本船。針路を変更して避ける。
伊万里湾内は順調に帆走。
伊万里港へと入って行くと、後ろから大型本船が追い抜いて行き、やがて止まり、アンカーを打ちました。
台風避難の大型船と思われます。

北の風がやや強めであったが、久原の船溜まりは風も収まる。
ここは実に静穏な泊地です。
アンカーを打ち、槍着け2時45分完了。

その後、テンダーを下して増しアンカー設置。
台風対応の舫い設置などで18時まで3時間かかる。

遅くなったが、19時43分の電車で食材仕入れに伊万里まで。
9時頃艇に戻る。

写真:
伊万里湾最奥、久原に舫うECHO POINT
・ECHO POINTでお馴染み。増しアンカーを打ちに行くの図
・アンカーロープ2本が見えますか
・前舫いのそれ止め
・岸壁にダブルで取る。擦れ止めは塩ビホース。ホースがずれない無い様に、マジックテープ止め
・アンカーロープは被せるタイプの擦れ止め