DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

今や瀬戸内一番の人気、弓削島にやって来ました

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2018.7.7(土)
UW1のポンツーンに一晩留めさせてもらって、今日出港の予定。
しかし、4時45分、レーダーナウキャストをチェックすると昨日のと全く同。
瀬戸内海上に真っ赤が並んでいる。
外は豪雨かつ風も強い。
いつもの様に6時頃の出港はとても無理。
その後、変化を考慮し、9時出港を予定。しかし、豪雨強風は未だ続く。
安全を考えるととても出て行く状態ではない。
次に10時出港を予定。これも状況変わらず。

次の行き先はいつも白石島。
しかし、こんな天気に白石島で一日を費やすのは無駄。
未だ、やったことは無いが一期に弓削を目指すことにする。
距離は約40マイル、今回は狭い浅瀬を児島半島に沿って進む初めての航路。
8時間を要すると仮定。
11時出港すれば19時着。未だ明るい。
11時出港に決める。

幸い、風は収まってきて雨も豪雨ではない。
港内でメインを上げ、11時スタート。

と、GPSプロッターが何か変だ。
データ入力したルートもWAYPOINTも表示されているが、自艇の位置が表示されないのだ。
あー、GPS機能が停止している。
特別に浅瀬を避けて通る必要のある狭いコース設定なのに、自艇の位置が表示されないとは。
原因を探っていてはとても出て行けない。
GPSは表示されないが、水深は表示される。
しょうがない、二つのハンディGPSに入力したWAYPOINTを駆使して航海開始。

児島半島沿いに進む狭いコースは無事通過。
一番本州側の瀬戸大橋下を初めて通過。
次に本船が盛んに通る水島航路を斜めに横断。
幸い、こちらに向かって来たのは1艇のみ、それも遠い。
水島航路を横断し、針路を変える位置に大型本船が2艇待機して留まっていた。

今回の一番の問題点。
豪雨の影響で流木、ゴミが至る所に浮かんでいる。
それは300mぐらいつながって、波の様に見えるのや、
遠くから広い面積を占め、島の様に見える。
最初の内はゴミの位置を遠回りしたり、エンジンを切って横断したりしていたが、
廻りを全て囲まれ、突っ切るしかない場面もしばしばある。

弓削島に着くまで100回位は遭遇している。
途中一時濃い霧に囲まれる。

弓削港に前の15マイルはクローズホールドで快適に走る。
こんな思いものが良くセイルで走るものだと、いつもの様に関心する。
5ノット維持の為、エンジンも補助。

17時40分、弓削港桟橋に舫い完了。ずいぶん早く着いたなー。
船底を塗り替えた効果絶大。

着いてすぐ、猛烈な雨、外は霧。
マイクで放送、豪雨の為、流木が多く、危険なため海上タクシー定期便は中止。

当面の片付けを終了。
UW1では雨の中、毎日作業。
また雨の中、航海。
船内、あらゆるものが濡れている。

写真:
・弓削桟橋に舫うECHO POINT。19時37分でもう暗い。