DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

呼子にやってきました

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2018.7.24(火)
遠賀芦屋港→呼子港
博多港小戸も唐津もパスし一期に呼子港へ。
47.4マイル(85km)約10時間の航海。

Kasayanの情報を見ると台風となる可能性の低気圧が5つもある。
もう少し、具体的な針路がでるまで芦屋いて、博多へ移動しようと思っていた。
博多の小戸で長期間台風避難となるのもマズイ。

所が、突然一挙に呼子に行く案が頭にのぼる。
この2、3日はなにしろ平穏なのだ。
すぐ気が変わるのが私で、即その線で行動開始。

私はメチャ詳細な航海データを作成する。
今回のコースは初めてなので、海図に進路とWAYPOINT作成。
GPSプロッター、ハンディプロッター、PCなどにデータ作成。
プリンターでプリントアウトと諸作業に忙しかった。

食事は航海の前日に作っておくのが私の流儀なので、
夕食後、造り始めたので終ったら、22時を過ぎていた。
なにしろ、色々作るからね。

芦屋港の水深が浅くなっているとの情報なので、
満潮時近くに出港を予定する。
気象庁潮汐予想表を見ると、芦屋は無いが博多は2018.7.24満潮7:07。芦屋も15分と違わないだろう。

アンカーを揚げ、いつもの様にメインも港内で上げる。
満潮時なので全く、水深は考慮しなくて良いだろうが、水深計を見ながら進む。
港内はだいたい、水深3~4m。時に2m代とかなり高低がある。

驚いたことに、満潮時なのに、港入り口付近で2mを切った所があった。
これではヨットは入れない。
芦屋港に入るヨットは満潮時近くを狙い、特に入り口付近に注意。

6時20分港内白灯台を通過。

出港時は無風、波無し。
倉良瀬戸に向かう。風はヨット向かい風の法則どおり、昨日までの追っての風が今日は真上り。
倉良瀬戸付近はいつもの様に波が悪く、潮がきつい。
本船2隻が目の前を倉良瀬戸に向かい通過していった。
ここまでズット1ノットぐらいの逆潮。

私の航路は宗像大島の外側を回る。倉良瀬戸を左に見ながら進む。
呼子へ進める位置まで進み、転針。
この後も1ノット程度逆潮。
2時間ほど走ってからようやっと逆潮なくなる。5ノットを維持できた。

以後33マイルただただ、呼子に向かって進むことになる。
そこで、退屈しのぎ、久しぶりにヒコーキを引っ張り出す。
この何年間か魚が全く掛からない様になって、ヒコーキを流したことは無い。
昔は刺身が食べたい時、3時間ぐらい流すと大体、シイラがつれたんだどね。
掛からなくて元々、左舷に、サンタマリアさんが作ってくれたのを、
右舷に前田さんがくれた、重りだけのを流す。

3時間ぐらいしてだか、掛ったんですよ、左右とも。シイラ
シイラとしては、ややこぶり。
でも、2匹はとても食べきれない量だ。

シイラは大きいのはものすごい力で暴れる。カナズチで頭を叩いてだまらす。
今回はそんなに大きく無いので、静か。
しかし、シイラの場合コックピットは血だらけ。

即、三枚に下し、冷蔵庫へ。その他は海へ。刺身用は皮を剥いでおいた。

呼子に向かうコースもメインがバタバタ言うのぼりだったが、北よりに風が変わる。
クローズホール。ジェノア
エンジンを減速。静かになる。
少しづつ、風が強くなる。
これならいける。エンジン停止、ジェノア。5ノット維持。

帆走を楽しむ。
水平線と空の景色がきれい。

3時間程走ると時々、4ノット代、時々3ノット代にもなる。
エンジンを一旦停止すると、又掛けたくなくなるんだよね。
でも、なにしろ10時間という長丁場。5ノット代は保ちたくて、エンジン始動。

呼子港にアプローチする時はかなり潮がきつい。
港に入ってもかなりの潮で船が影響を受ける。
左の呼子港内に入ると風も潮もなくなり、嘘の様に静かな海況となる。
セイルダウン。

昨年と同じく、島屋釣具店の前を目指す。
漁船が2席、横付けしていて、場所が無い。
アンカーを打ち、左の船のすぐ後ろに槍着け。
舫いにやや時間を取られ、舫い完了16時。

しばらくして漁船が港の定位置?へ移動していったので、
槍着けの位置をワッカ2つ程、ずらす。多分去年と全く同じ位置だと思う。

風呂に入りたいので、その前に港の一番奥にある大型スーパーまで食材仕入れ。
戻ったところで風呂に電話したら、8時までは出る時間。
即、風呂に向かう。
何しろ、今日入りたい。約30分と忙しかったが、風呂に入れてヨカッター。

瞬く間に、一日が終了。

写真:
呼子港に舫うECHO POINT
・何年ぶりかで、シーラ2匹釣り上げ
・遮光ネットは走りながらも使います