DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

小戸から遠賀芦屋に移動、とんだアクシデント

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2018.8.28(火)
今日の移動先、遠賀芦屋は浅くなって入港できるか不安。
出来るだけ満潮近くに入港したい。
この近くでデータがあるのが博多、満潮10:35 干潮16:46
小戸→遠賀芦屋32.9マイル6時間半。
出来るだけ早くとハーバー内でメインを揚げ、6時20分スタート。
途中に潮が強く、悪い波が立ち、岩も多く航路が極めて狭い危険な倉良(くらら)瀬戸がある。
静かな海況でありますようにと願ったとおり、波無し、風も無し。
今までで、一番静穏な倉良(くらら)瀬戸であった。

瀬戸を抜けると海況が変わり、風が吹く。ゼノアで快走。
私は5ノット出ないとエンジンを掛けるが6ノット、7ノットはエンジンを小さくして5ノット以上は出さない。
しかし、今日は干潮前に早く着きたいので、どんどん走る。

芦屋港に近づくと大きなクレーン。
これは浅いところを掘っているな。
灯台を左に見て入って行くと、巨大な船台の上に巨大なクレーン。
泥を救い上げている。その横をくぐり抜けようとすると、
警戒船と赤で書かれた船が大きく手を振っている。
近づいて港に入りたいと伝えると、いま水深は1m程と浅く、港入り口は入れないと。

これは困った。
前回、芦屋に来た時、浅くて港に入れないヨットが隣の港に入っていた。
そこに一旦着けたがビットが無い。舫う相手が無いのだ。
あの大きな高級ヨットはどうやってこの岸壁に着けたのだろう。

しょうがないので砂を扱っている広く、空いている岸壁に着ける。
所が、ここは警備の造作が厳重で外に出られない。
金網を伝ったり、よじ登って出ることが出来ない様に作られている。

買い物はとにかく、きれいな風呂と洗濯を予定していたのに完全に閉じ込められてしまった。どうするか。
まー、留められただけ良いとも言える。

写真:
・広い岸壁にECHO POINT
・港入り口からすくいあげた泥を陸におろしている
・倉良瀬戸から宗像大島を望む。真ん中あたりに宗像大社の屋根が見えます
・19時23分、西の空