2020.10.4(日)
朝、いつもの様に先ずアンカーを揚げ、港内でメインを揚げ、
7時5分にスタート。
チョット雨が降りそうな一面の曇り空。
海況は静かそのもの風弱く、波無し。
田辺湾は漁船も釣り客も遊びのモーターボートも多いのだが、
どちらも、いることはいるが日曜というのに非常に少ない。
Tシャツにボタンのシャツを着たのだが、走っていると寒い。
ネックウオーマーを付けたが未だ足りない感じだ。
結局、ヘンリーロイドのホールウエザー上着を着る。
これを着ると不思議と安心感が出る。
今日のコースには海の難所、日ノ御埼がある。
何故こんな中途半場なところが難所となるのだろうと長いこと思っていた。
ある時、海図を見て気付いた。
ここは袋の口というのは言い過ぎだが、本州側と四国側が張り出して、
狭くすぼまった場所だ、海流の影響が大きいのだ。
静穏な海況でも日ノ御埼はあれて波が高く悪いことがシバシバある。
今日は非常に穏やかな海況なので先ず大丈夫だろうと踏んだ。
残念でした、ハズレ。
日ノ御埼の6マイル程前でピッチングが激しくなり、
船首が水に沈み、デッキを波が洗う。
風は最初ジブを張れるクローズホールドだったが、次第に前に変わり、
メインがバタバタ言う真登り。
デッキを波が荒い、スプレーも飛ぶがコックピットに上から降り注ぐという程のことは無かった。
不思議なことに、この荒れた状態は5マイル手前までが最高で、
その後次第におさまる。
いつもは一番激しい日の御埼前は殆ど、静かとなった。良かった。
阿尾はいつもの岸壁に槍着け。
釣り客とその車が岸壁に沿ってならんでいる。
今までに見たことも無い光景だ。コロナでやることが無く釣りに来るのかなー。
12時5分に仮舫い完了。
陸で干物を買ってくると言っているのが聞こえる。
アレ、漁協の店は12時にしまるはずなに、日曜であいているのかと、
上陸して漁協店舗まで。開いていた。
生の魚は無し、売り切れ?
果物が欲しかった。有田さんバレンシアオレンジと言う怪しげなミカンが
美味そうだったので買う。
おばさんに聞いたら土日は3時まで普通の日は12時まで水曜休みとのこと。
帰りに、急階段の上にある白髭神社参拝、立派な本殿、綺麗に手入れされている。
艇までの帰り道、何気なく車のナンバーを見たら、奈良や大阪が多い。
というより、岸壁に並んでいる釣りの車は地元では無く、殆ど外部からと解る。
阿尾港岸壁に舫うECHO POINT