DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

静かな綱不知の朝

2020.11.2(月)

綱不知の不思議。

陸上で船台に置いているより綱不知に居る方が船が静止している様に感じる。

朝、6時50分、綱不知の朝

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 オイル追加

毎日移動していて、オイルの減ることへの対処が出来なかった。今日実施。

前は私は趣味のオイル交換と言って良い程、オイルを常に新鮮に保つことを心掛けていた。

それは昔、初めて持ったヨットが熊沢の25フィート木造艇でした。

当時付いていたエンジンは三菱重工の3.5馬力、コンコンと言うか、カンカンと言うか、特異な音が響き渡った。この音を懐かしいと思う人も多いのではないか。

メンテに付き、下町の三菱重工の店に何度も通った。

そこで、現場のおじさんが燃料の良し悪しより、

何より、オイルの良いもの新鮮なものを使用することが大事だと教えてくれた。

私はその教えに忠実に従ってきたのだ。

当時、もうこのエンジンは古すぎるのではないですかと聞いたところ、

何を言ってるんですか、墨田川にはこのエンジンの倍も古いので仕事をしているのがいくらでもいるんだよとのことでした。

40年以上前の話です。

かっては重工も小型ジーゼルエンジンを作っていたが、

ずいぶん前に小型ジーゼルからは撤退してしまった。

ヤンマーに任してしまったのだ。

重工の人はとてもプライドを持っていて好感が持てた。

そんな風にオイルを重視していた私がやり方を変えることになったのは、

鐙摺の広瀬さんのやり方を見てからだ。

広瀬さんは一度満タンにオイルを交換した後、小分けしたのを多数用意しておいて、オイルが減った分だけ追加し、いつもオイルを満タンに保っていると知る。その作業を実際に目で見て、これは良いなと納得。

4年程前から私もこの方法を取っている。

今日も、遅まきながら減った分だけ追加。

私は120ccのボトルに幾つも用意している、これがそれ。

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朝は晴れていたが、午後から雨の確立80%.

予報はあたり、11時ごろからポツポツ降り出し、後はズット本降りの雨。

 

雨なので、船内でこれも手を付けられ無かった航海データ作り。