2022.8.18(水)
3年ぶりにkisaragiさんにお会いする。
私の15年以上のヨットによる航海で色々な人にあった。
その中でも最もユニークな方がkisaragiさん。
今回、一文字ヨットクラブに寄港したのはKisaragiさんにお会いする為だ。
今は航海で遠くにいるかもしれないた、もしかして暑いので一文字にいるかもしれない。
きのう近くに来ている淡路島から、電話してみる。
やはりコロナの影響で今は一文字にけいりゅうしたままとのこと。
ラッキー!一文字に直行と決めた。
一文字に舫うKISARAGI。32フィート、フジのケッチ。設計はアメリカ人。
15年前、沖縄の宜野湾でお会いしたのが初めてで、世界一周をしたというのは知っていた。
どんなコースを辿ったのか。
地球を一周半ほど廻っている。
40代で出発している。30年程前だ。
GPSも無い。方位はもっぱら天測による。
48才で出港、58才で帰国。
15年前、私は五島列島を訪ねた。
五島列島だけは専用の大きな海図を購入してある。
kisaragiさんが作った係留地に着けてみたかったのだ。
沖縄の宜野湾マリーナで知り合い、時々食事や風呂を一緒に行く仲であった。
控えめで物静かな人だが、話して見て解ったのだが、
五島列島の江上が気に入り家を借り、
家の直ぐそばの防波堤にヨットを舫えるようにして暮らしている。
今は沖縄に船を置いているが家はそのままなので良ければ自由に家を使って良いと、
鍵を預かっている家の電話番号まで教えてくれた。
五島列島に寄って見たいという気持ちもあったが、
なによりKisaragiさんが気に入って家まで借りてしまい、ヨットも舫えるようにしてしまうとは、
いったいどんなところなのか見て見たいと言う思いが五島へと誘そった。
奈留島港のまた先の江上という入江へ何とか船を着けて見たいと思った。
そこで長崎から先ず、奈良尾港に入り、奈留島港までやって来たのだ。
15年ほど前はKisaragiさんは沖縄と五島列島江上を行き来していた。
沖縄にいて、江上には不在と思っていたのだが、
いや、地元の人から江上に帰っていると聞いて連絡。
kisaragiさんと再会。江上の家に案内してくれる。
江上の家には表札に「如月庵」とある。
如月(Kisaragi)はKisaragiさんのヨットの艇名でもある。
しっかりした作りのかなり広い家。
Kisaragiさんが床を板の間へ改造したりかなり手を入れている。
Kisaragiさんは酒を飲まないが、地元の人達が如月庵に集まって酒盛りをしたりしているらしい。
それを楽しんでいる様だ。
15年前の如月庵
ヨットが舫える様kisaragiさんが構築した江上の岸壁
私が希望したので江上教会に連れて行ってくれる。
近くの家で鍵をかり二人で教会の中に入る。Kisaragiさんも中は始めてだそうだ。
築90年ほど経つがきれいに保たれ、信者の熱意が感じ取られる。
今は、世界遺産になりとても入れ無いだろう。
15年前、江上教会
今日お昼前、コツコツと艇を叩く音。
KISARAGIさん登場
クラブの建物の日陰でヨット四方山話。
尽きない話が続く。共通の知り合いが多いのに驚く。
どこでも行きますよと言ってくれ、お言葉に甘え、イオンまで買い出しにつきあってもらう。申し訳ない。ありがとうございました。