DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

油壷

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

6時半に熱海を出港、13時半に油坪にもやう。7時間かかってしまう。5ノット平均として5時間程度を予定していたが、真まのぼりなのと潮があるのか5ノットでない。藻かもしれないと思って、時々、ペラを強力に逆転するが、効果なし。3分の2程度まできたところで突然スピードが落ちる。藻がすくりゅーにからんだと思われる。半分程度来た先はから大きな藻のかたまりが一面に浮かんでいる。藻の中を進むような時はエンジンを止める。オートパイロットをテスト運転。うまく作動する。これは便利なものだ。船をブイに係留したあと、積んできたテンダー(足舟)を降ろして、付近を散歩する。この船はフランスのVICというメーカーのテンダー。軽くて良い。緑が水面を覆っている静かな湾内をゆっくりすべる様に進む。時々岸に寄ってみる。次第に湾口まで進み、左に折れ、諸磯湾に入る。諸磯の最奥までテンダーを進める。かなり年季の入った木造艇をメンテしているのに出会う。そばまで言ってしばらく話す。加藤ボート製でハルも木ですべて木造の艇。マストは低めだが、長すぎると言っていいくらい長いブーム。また、ゆっくりと、来たコースを戻る。いま艇にもどりこれを書いている。6時15分前で次第に夕方の気配がただよう。船に登る前にスクリューをチェックするとやはり藻がペラを完全に覆い隠して丸い藻の固まりになっている。これでは走らないわけだ。明日、取る予定。