午前中は神社の探求。昼前に中土佐町立美術館に寄ってみる。土佐漆喰の美しい建物が美術館になっている。主に明治以降の日本人画家の作品が所蔵されている。何故このような美術館が存在できるのか不思議に思って資料を読んでみると建物も収蔵作品も地元の事業家が寄付したものであった。中土佐町教育委員会が管理している。教育委員会は中土佐町資料というのを発行しており、土佐の絵馬という５００冊限定の４色刷り８０ｐが１０００円だったので購入。神社に収められた鰹漁を中心とした絵馬類が掲載された珍しい資料である。
お昼は萬やで取る。ご飯はかまどでまきで炊く。魚丼（いおどん）を食す。たったの６８０円。おしんこに至るまで、かなりチャント丁寧に作ってある。美味しくて安い。店舗も木で作った和風かつモダンで快適である。その上、店のパンフによると精神に障害がある人とともに支えあいながら働き、鰹乃国の町作りに参加していく施設として作られた。とある。店の人も明るく親切で感じが良い。
美術館といいい、萬やといい不思議である。この様なものが生まれ存続できる文化が中土佐町にあるのだ。
無料の観光用自転車があったので借りる。主たる目的はコインランドリー往復。洗濯後、３時過ぎから短時間干す。
夜は上の温泉。帰りは雨。
写真：中土佐町立美術館
萬や
