DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

久米島

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2006.11.25(土)久米島にて穏やかな朝を迎える。晴れて、風もなく、静かでさわやかな朝。メインセールのハリヤードがマストに当たってうるさいので、港に着くとすぐ外すのだが、昨夜マストに当たる音が全くしないので外し忘れにも気がつかないほど静かであった。朝食を終わって7時半。

午後から国の重要文化財、上江洲家の家を見に行く。その後、この建物がある西銘地区の神域各地を訪ねる。

久米島は木々に勢いがあり、歩いていてとても気持ちが良い。伊豆の別荘地のような感じである。たてものも屋敷といえるような大きな敷地を持った家が結構ある。いままでの沖縄では見なかった広い敷地と種々の植木、きれいに手入れされた花々のある庭を伴った家である。特に産業を持たない久米島に庭木と種々の植物、花々を持った広い庭のある家があるのは裕福な層がいるというよりそのような文化があるのだ。不思議なことだ。沖縄本島でも広い庭と手入れされた木々、咲き誇る種々の花々と言った風情の家は目に入らない。どこから来た文化なのだろう。

久米島では実際に住んでいる赤瓦の家がいくつもある。粟国島でも残っている赤瓦の家にはもう人が住んでいないようだった。ところが久米島ではきれいに手入れされた大きな赤瓦の家を見ることができる。

写真:
重要文化財、上江洲家の家
・人が普通に生活している赤瓦の家