DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

宜野湾8

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2006.12.20(水)今日の予報温度は23度。ここのところ風が強く朝がたは寒く感じたが今日は寒さはなし。8時。

Canadian Sunsetの奥さんが名刺を持って艇まで来てくれる。
艇名:Canadian Sunset
オーナー:JIM,JUNE GRACIE
自宅:Ottawa
いままでの航路とか少し詳しく聞いてみて驚いたことに、北アメリカの東岸を出て、地中海、スエズ運河を経て紅海を抜け、アフリカの港を巡り、後インドにより、フィリッピン、シャンハイを経て日本の沖縄石垣島、宜野湾マリーナに到着と10年も航海を続けているカップルであった。

自分の名刺と奄美、沖縄、九州の港湾案内を持ってCanadian Sunsetに行く。ダンナさんは丁度、ニス塗りをしていて、どうぞどうぞと艇へと招待される。艇の中を案内してくれる。実にきれいに整頓され家の中の様になっている。
びっくりしたのはインターネット接続はできない。気象情報はweather faxのみから判断しているようだ。

こんな便利なものがあると紹介するつもりで港湾案内と英文の案内を持っていったのだが、港湾案内はすでに日本人からプレゼントしてもらったようで完全にコピーしたものを持っている。
沖縄、奄美トカラ列島屋久島、種子島等の寄港できる港の状況と係留できる岸壁についての情報を入手したかったようだ。一つ一つの港毎に、私の港湾案内の書き込みや訂正箇所を説明を聞きながら写して行く。1時間半ぐらい港湾案内とにらめっこ。途中で奥さんが缶ビールを布の筒に入れて出してくれ、ダンナと飲む。この筒は良いので、こちらも仕入れようと思う。
台風時に避難できる港についても知りたかったようで、九州南部の良港を説明する。
1時半過ぎにお礼を言われながらバイバイ。
彼等も春まで宜野湾マリーナで待機する。

写真:Canadian Sunset