DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

上関へ移動

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2007.9.19(水)
下関に対し、千年の昔からの瀬戸内海の交通要所である上関(うえのせき)に到着。
現代になってもこの狭い海路を本船がひっきりなしに行き来している。
江戸時代、船団を組んで300人から500人という大部隊で来日した朝鮮通信使が、
瀬戸内海に入って初めて寄港し宿をとったのが上関であった。
島々と細い水路にかこまれ、静穏で美しい湾内となっている。

海光丸さんの情報により渡船ポンツーンの左側にもやう。
上陸して渡船待合所にいたおばさんに聞いてみると、
今はポンツーンの左側にも別の渡船が来るようになったので1時過ぎには移動しないとダメだと教えてくれる。
石井さんの情報どおりであった。
これも石井さんに聞いていた「磯千鳥」という和食に店に行きとめさせてもらえるところはありますでしょうかと聞くと、
店の前の漁船を差して、それに横抱きして良いですよと言ってくれる。
船を回して行くと舫いまでとってくれる。これで一安心。

あれこれやっているうちに昼になってしまったので、磯千鳥で刺身定食を頼む。
これが素晴らしかった。
大ぶりなのと中型の生きている魚を網で持ってきて大きな魚(鯛?)は大皿にイカ、蛸、などと一緒に盛って豪勢に出てくる。
中型の方は煮魚として出る。久しぶりにうまい刺身を食う。

ご主人、お上さんに見所、歴史など上関の話をいろ聞く。
実に親切、感じの良いご主人とお上さんであった。

午後は先ず教えてもらった観光案内をもらいに特産物センターに行く。
カボスが5個ぐらい100円だったので買う。
山の上にある竈八幡宮に参拝し、上関の古い街並みを散策する。

上関に来たのは歴史ある上関に興味があったのだが、もう一つ実は祝島に渡りたかったのだ。
祝島には上関から渡船が出ていると聞いたのだ。上陸して先ず渡船の時刻表を見てみる。
午前10時と夕方4時しかない。こらからだと4時で祝島で泊まらなければならない。残念ながら見送り。

夕方は次の航路のデータ入力。
上関を東に行くには上関港に隣接している上関海峡を渡る必用がある。
その潮とまりは9時23分だ。その10マイル先の大畠瀬戸の潮とまりは20分早く9時3分だ。
大畠瀬戸は絶対潮止まりに通過する必要がある。
朝早く逆潮の状態で上関海峡を越え、9時3分の大畠瀬戸に間に合うように進む方法を取ろうと一度は考える。
漁師さんに逆潮での最速から1時間後ぐらいの上関海峡は潮はどうでしょうと聞いてみる。
潮はきつい。ヨットの喫水はどのくらいか、潮が弱いので岸よりに寄れば行けると言う。
うー。迷う。

写真:
・上関港に舫うECO POINT
・上関の裏通り
・はるかに望む祝島
・竃八幡神社参道
・鳥居額。ピンボケですいません。
・立派な拝殿
・後ろに本殿
・本殿