DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

四国徳島県庁の前にあるハーバーにやって来ました

2009.5.12(火)
朝3時半起きして食事をし、後片付けトイレも済まし、5時の天気予報を確認して5時半に南紀白浜綱不知(つなしらず)を出港。
1時ごろ四国徳島県庁の前にあるハーバー(ケンチョピアと呼ばれている)に到着。ゲスト用にポンツーンがあり、艇が留まれるようになっている。電気水も来ている。ありがたいことだ。
しかし何より驚いたのはと徳島港が実に巨大な港だったことだ。
長崎のような巨大な港だ。マンモスフェリー2艇と入港がかち合ってしまい、緊張する。
今回の航海で初めて、初めての港に入る。白浜→徳島45マイル(81km)
今、片付け等を終わり2時半。
これから先ず、この周囲を見物しに行く。

温泉が駅前のホテルにあると教えてくれたので街の様子見がてらぶらぶら行ってみる。
直ぐそこの様に行っていたが、大変な距離。道すがら聞きながら行ったので4遠回りして0分ぐらいかかって駅前に到着。
途中で緑に溢れた美しい城跡の公園を通る。小学生が生き生きしている。東京の子に比べズット元気だ。東京は大丈夫かと思う。新緑が光を放って美しい。
駅前の観光案内所で観光パンフを貰って叉歩いて戻る。
川の対岸から船を見ようと川に沿って係留している反対側を歩いているとじゅんようとカナで大きく艇名が書かれたヨットがあった。これは河野さんの船では無いのか。偶然てあるな。河野さんは確か、今はもう船に乗っていないと聞いた。艇も手入れされず放置されている様であった。
船に戻ると前い一杯に移動し、後ろにもう一艇来ていた。NARGE、広島の金子さんの船で、四国霊場巡りをしており徳島に3、4日滞在して近辺の霊場巡りをご夫婦でするそうだ。

駅前のホテル温泉は遠すぎるので12分の昭和温泉という温泉でない銭湯に行き汗を流す。
刺青をした極普通のおじさんが入っていた。

事件:あわゆく、とんだ事件が発生しそうだった。
5時半には出港する予定だったのでC0C0NYTの中嶋さんは眠っているだろうと思っていたら、起きる姿が見えたと思ったら5時少し過ぎに直ぐ出港する。私が20分ぐらい後に出港。
前方にゆっくり進むC0C0NYTが見える。なんかばかりゆっくりだ。慎重に進んでいるんだなと思う。と畠島の手前を左に入っていくではないか。コースを勘違いしているのだ。完全に座礁する。
こりゃまずい。コースが間違っているのを知らせる為、全速に切り替え正しいコースを猛スピードで進む。畠島を左に見て廻るのが解る地点まで来るとCOCONUTも気が付き、こちらの艇の方にユーターンする。まだ、ユータン出来る深さだったのだ。良かった。あと10分遅かったた間違い無く座礁していただろう。南紀白浜綱不知は地元の船でも毎年何艇も座礁すると三川さんが言っていた。難しい港なのだ。私の泊地情報と航路情報を是非参考にして欲しい。
初めて難しい港に入る時は緊張して位置を慎重に検討しチェックしながら入るが出る時にはついもう解ったような気になって慎重さが薄れてしまう恐れがある。私も気をつけなければ。

2艇は3時間ぐらいは同じコースと辿っていたが途中でコースも別れ次第に見えなくなる。