DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

初めて、那智から1本で綱不知まで

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

2018.6.3(日)
我が愛する南紀白浜綱不知へやって来ました。

フィッシャリーナ那智南紀白浜綱不知 55.4マイル(約100km)

きのうの天気予報で明日は波1m。
こんな良い潮岬越えの機会は無い。
急遽出港を決める。

3時に目が覚める。
3時半には起きる予定だったので、直ぐ起床。
出港と決めたら、前日の内に食事を準備しておく。
朝はご飯を炊く。これは、朝、炊き立てのご飯を食べたいのと、
顔を洗ったりしているうちに炊けてしまうからだ。
おみおつけも全て前日に作っておいて、温めながら味噌を入れるだけだ。

私は出港の日も朝ご飯を食べ、出すものは出してから出港する。
だからどうしても、起きる時間と出港までの時間が長い。

今日は5時に出港の予定であったが、
港内でメインを上るのに時間を要し5時半に港を出る。

外に出るとうれしいことに、潮が潮岬法面に流れている。
潮岬直前まで1,5ノット程、連れ潮。

潮岬では勿論、ドンブリコの状態であったが潮岬としては静か。
5時の予報ではきのうの波1mから、波1.5m後2m。風のちやや強いとかわっていた。

潮岬手前、紀伊大島あたりで、残念ながら連れ潮はなくなる。
今回の潮岬航海の特徴は大型本船はすべて前から、西から東へ向かう船ばかりだったことだ。
ズット沖を1艇と最初ECHO POINTの内側を通ろうとして、途中で外側に進路変更した2艇のみ西に向かった。
前からミーティングして進路を譲った本船は1艇のみ。
黒潮が遠いと本船も潮岬に近づくことは無い。遠くを通っていた。

もう一つ、潮岬につきものの小さな漁船の群れが無い。
何艇かはいたが、いつもの漁船群が見えない。
今、黒潮が大きく蛇行しており、潮岬からはるか遠くを通っており、
潮岬にぶつかる海流が無く、魚が獲れないのかもしれない。

無事、潮岬を超え、紀伊半島西岸を北に進む。
風は追って、南西になったり南東になったり変化。
次に真追っ手になり、かなり強い風となる。
白波が立ち、波も大きくなる。
それほど強い風でないのに、波が非常に悪くなる。
潮岬より遥かに波が悪い。ローリングする。
そー言えば、周参見沖は波が悪いことが多いのを思い出した。
風と潮がぶつかっているのかなー。

白浜に近づくころより、次第に波風収まる。

慎重に綱不知へのコースをとる。
何回来ても針路はこれで本当に良かったかなと思ってしまう。
見た景色がいつも異なって見えるのだ。

15時30分ごろ綱不知にはいり、綱不知桟橋を超え、岸壁の奥の舫えるところを探す。
ここと決めて、アンカーを打とうと操船。
3度程回って、ようやく良い位置にアンカーを打つ。
前舫いを取り、15時40分ごろ舫い完了。
Mさんに電話。そこなら大丈夫でしょうと言ってもらう。
アンカーロープにモニター替わりの小アンカーを沈める。

静かな海を予想していたので、あまり対処していなかった。
いろんな物が床に転がり落ち、一面を塞いでいる。
夏みかんもトマトも、鍋も洗った食器その他が床の上。
まずは後片付け。
煮魚を皿から大型圧力鍋に移しておいて良かった。
汁物がこぼれると後片付けが大変なのだ。

トラックデータだけは早く処理、ハンディGPSからPCにデータ移行。

ひと段落したので、綱不知といえば温泉。
取るものもとりあえず、好きな温泉銭湯白良湯(しららゆ)へ
温泉を出て、白良浜をちょっとのぞく。

艇に戻る。

写真:
・潮岬、左が灯台、右の大きいのが展望台
・温泉銭湯、白良湯
・19時3分の白良浜
・綱不知岸壁に舫うECHO POINT。19時28分、風呂帰りなのでもう薄暗い。