DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

穏やかに晴れる

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2012.5.5(土)
晴れた穏やかな朝。久しぶりに良く寝た。
漁船がゆっくり進んで行く。
大島に来て初めて漁に出て行く漁船を見る。しけ続きであった。
顔を洗って戻ったところ。5時15分。
MOAのお茶が切れてしまったので、
伊東で良く見るぐり茶というのを買って初めて飲んでいる。
K&Tと何処かで見たことのある人が話している。
きのう夕方入港してきた艇のオーナーだ。
長距離航海懇話会でお会いした方とわかる。

K&Aさんが、下田に向け、7時頃出港。
波浮のビジタースペースが空いたのでECHO POINTを移動。
増しアンカーがあり、2つのアンカーを引っ張り、調整しながら、
短くしていき、最初に入れた短い方のアンカーを揚げる。
波浮も下はへどろですね。真っ黒なヘドロをかんで揚がってくる。
これでアンカーは本来の一本になったので、微速で岸壁に近づき、
前もやいを取り、定位置に係留完了。
ヘドロをかんだアンカーは海水を掛け、きれいに掃除。
舫いロープを整理し、朝の仕事完了。

大野康一郎さん現る:
昼前、ヨットが1艇入港して来る。漁協の前に留めたので、
一泊するのなら、そこは岸壁が低く乗り上げてしまいますよと
言いに行く。艇まで来て、スキッパーの顔を見たらなんと、
大野康一郎さん。長距離航海懇話会の昔からの仲間、幹事。
ホント、ヨットの世界は狭い。
波浮のことは良くしっており、漁協前に留めたのはコロッケを
買うため。あとはいつもあちらの港に着けるとのこと。
あちらってどちら?。
移動して行った先を見て始めて、波浮の隠れ場所を知る。
海から見て左側、波浮港に入る手前に小さな港というか
係留スペースがあることを知る。
私も波浮は30年以上知っているが、こんな所があるとは知らなかった。
泊地情報に追加します。

もう一つ新情報:
漁協に何か聞くと、聞かなけりゃ良かったと思う答えばかりだ。
そこで、私は何も聞かない主義で来た。
ところが、きょう、水をもらいに行き、とても親切な対応だったので、ヨットを着けられるのは今、本船が避難して来ているところで良いんですよねと聞く。
その答えが驚き。
漁協の前の低い岸壁部分は漁船が入ってくるので係留は出来ない。
しかし、!空いているところは何処へ留めても良い!との驚きの回答。
つまり、空いている所は何処に留めても良いというのが、波浮のルールだったのだ。こんなにヨットに好意的な港があるだろうか。
今回は漁協に質問して良かったNO1の例と言える。

夕方、急な山道を登り、銭湯へ。
帰って、明るい内にエビスビール。
夕暮れに少し間がある、静寂な水面を眺めながらいつもの早いペースで飲む。日は目の前の山の裏に沈んでしまった。
静かで満ち足りた時間。



写真:
・朝日を浴びる穏やか、美しい波浮の港
・穏やかな空気の中で朝食。魚はきのう買った大島のくさや。
・きのう入ってきた牛若丸とTONOAS
・突如登場した大野康一郎さんのMALIBU