DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

伊東での朝

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2013.6.9(日)
いま、市場の横のトイレで顔を洗い、艇に戻ったところ。5時。
伊東の静かな朝。雲が薄くかかっているが晴れ。
伊東は気持ちが良いなー。
静かな落ち着いた空気が身にしみわたる。

先ずは朝の新井神社に参拝。
次に要へ。
私はクルージング中、基本的に外食はしない。
しかし、伊東で漁港の方に船を着け朝を迎えた時は要で朝食をとる。
去年、サンライズマリーナで上架、船検、メンテをした時、
玉ちゃんの船で泊めてもらった。
その時、地元の漁師さんに朝から開いている店を聞き知ったのだ。
朝5時から開いている。
おもしろいのは朝までやっている店の女の子が店がハネたあと、
食事とくつろぎの時間を持つ場所なのだ。
お客全員が色々な店の女の子。時にその客も同伴。
店に入って、席に着くかつかずに、若い女性先客がお早うございます。

皆、店や客やだれそれのうわさ、景気など、明るくやり取りしている。
私が朝定食を食べている時に客を連れた着物姿の女性が登場。
先に居た女の子が「髪が乱れているよ。何かして来た?」と声をかける。
同伴の男が「してきたよー」と返事。
着物女性も「そっちこそ、すっきりした顔して、何かしてきだたんでしょう」と返す。
男は先生と呼ばれていたので、医者か弁護士だろう。

定食はしっかり作ってくれる。ご飯、おみおつけ、大根おろし付き魚のひもの、やっこ、ワサビ、
など。これで700円。

勘定をすまし、店を出る時、全員でいってらっしゃい、気を付けてと声がかかる。
私はこの様な時間に、村上春樹が言う小確幸、小さいが確かな幸福を感じる。

今日は日曜だけど、伊東では市が立つ。
漁師、仲買い、仕入れの人と来るまで、活気にあふれる。

写真:
・市場の直ぐ上の森にある新井神社
・要。素晴らしい店です。魅力は、やはりママの人徳なのだろう。
・写真。市場の魚。シイラではないか。こんなに大きなのがいっぱいとれるわけだ。