遠賀芦屋の美しい朝





晴天、東の空に朝日が昇る。
美しい遠賀芦屋の朝。
神武天皇に係わる伝説が伝わる地域は皆、景色が素晴らしい。
緑の山と長い砂浜。砂浜は白砂では無く、みな少し茶色の砂浜だ。
南方の白砂も美しいがこの薄茶色の長い砂浜により心を動かされる。
これからデッキで、朝日を浴びながら食事。6時半。
9時50分の循環バスでJR遠賀川駅に向かう。
私は誤解していた。
芦屋は漁港を中心として、町があり、JRの駅も少し歩けば行けると思っていた。
芦屋は文化的かつ清潔、快適な町であった。
芦屋の町に付属して漁港もある。
町には立派な小学校、中学校、図書館、役所がある。
遠賀川駅は芦屋の町とは離れ、バスで20分は掛る。
7年前に来た時も同じ行動を取ったのだが、
港に9時に着き、昼食を食べたあと、時間が無い中で行動したので、
町をチャント把握できなかったのだ。
遠賀川駅から博多方面に一駅、海老津駅へ。
この地の循環バスを見ると10分ほどで、目指す高倉神社の近くに止まるバスがある。ラッキー。
7年ぶりに高倉神社を参拝。
昼になったので、神社の直ぐそばにあった食堂に入る。
辺鄙な所にある、チョットした食事処と予想したが、
これが本格的日本料理屋。遊膳たかくら。
てんぷら定食2250円。値段以上の内様。
こんな辺鄙なところで店が成り立つのだからかなり知られた店で、
車で客が来るのだろう。
おかみに、たかくら神社の久馬宮司はお元気ですかと尋ねると。
くま、きゅうまでなく、くま。大変元気とのことよかった。
帰りのバスの時間に合わせゆっくり食事。
店を出てすぐバス、あと遠賀川駅に戻る。
遠賀川駅で循環バスの運転手に岡湊神社は何処で降りれば良いですかと聞く。
岡湊神社も7年ぶりに参拝。
案内板などの表示で芦屋の町では歴史的な遺産の紹介が的確になされている。
いくつかを見ながら、歴史民俗資料館を目指す。無い。
図書館があったので、聞いてみると今は別のところに引っ越したと場所を教えてくれる。
図書館に芦屋の歴史と言うコーナーがある。
なんと、芦屋は縄文時代、弥生時代から人が暮らしており、その遺跡も発掘されているのだ。
私が心惹かれる場所はいつも、縄文時代、弥生時代の遺跡、古墳群が存在する場所だ。
芦屋に引かれるのもむべなるかな。
高倉神社と岡湊神社については7年前の表記を転記。
高倉宮:
いかにも古社の趣がある境内と社殿である。
境内に水が流れ、社殿は山を背に高い位置にある。さわやかな空気に満ちる。
高倉宮の起こりは、仲哀8年に倭国うだい人伊賀彦を
この地で祝(はふり、神官)としたことが「日本書紀」に記載されている。
さらに「続日本紀」は740年の藤原広嗣の乱に際して、
広嗣が遠賀郡家を本陣としたと記している。遠賀郡家は、高倉宮の神領地の吉本にあった。
参拝後、御朱印を依頼するとたまたま宮司が対応してくれる。
いろいろ話を聞く。
久間宮司が30年ほど前に高倉宮に来た時は荒れ果てた状況であたのを
今のように修復してきたのだ。私が遥か昔からのたたずまいと見た姿は
実は長年の綿密な積み重ねの成果であったのだ。後世、中興の祖と呼ばれるであろう。
岡湊神社:
岡湊神社は遠賀川の河口近くに鎮座する古社である。
日本書紀の十四台仲哀天皇条(199年)に神社創設が記されている。
岡湊神社の御朱印を作成してくれた若い人は宮司の息子さんらしい。
神武天皇が来て約1年間滞在した場所は今自衛隊の基地となっている所と言われているそうだ。
かってはそこに湧き水が出るとこがあり神武天皇者という社が立てられたいたが自衛隊基地設置に伴い、
移動したそうだ。
今は芦屋小学校の近くにたっているとのことであった。
高倉宮、岡湊神社とも1800年記祭の告知あり。
艇に戻り、風呂に行こうと準備中に状況が一変。
風が強まる。インターネットで見ると芦屋に強風波浪注意報。
次第に北東の風が強まる。艇は横から風を受ける。
アンカーロープはウインチでしか引っ張れ無い。
波がハルに当たり、艇が揺れる。
これは風呂どころでは無い。
いろいろやってみたが、結局、艇を風に立てるしかないと判断。
バウを立て、スターンを岸壁側にすると、もし岸壁にスターンが当たると致命的なダメージなる。
スターンを風に立てることにする。
スターンから振り回しと言った状態を目指す。
これが結構大変な作業であった。
スターンのアンカーロープを次第に緩める。
バウからのロープを継ぎ足し継ぎ足し延長する。
20m3本に10m2本を順次繋ぎながら風に流して行く。
芦屋の港が広く、かつ空いていたから良かったものの、
かなりのスペースをECHO POINTが占領してしまった。
普通だったら、怒られるところだが、
途中で芦屋の漁師さんが手伝いに来てくれたりした。
風に立て(真後ろから受け)安定させることに成功。一安心。
夕食を早めに取ったあと、風も少し落ちたし、艇も安定しているので、
やはり風呂に行きたくなる。風呂にはコインランドリーもある。
かなりの量の洗濯ものを持って、大きな橋を渡って、
山の上にそびえる国民宿舎、マリーンテラスあしやへ。
気持ち良かった。なかなか良い風呂です。3連休のせいもあり家族ずれでいっぱい。
520円。コインランドリー200円。洗剤は持参が50円。
帰りはすっかり暗くなってしまったが、夜風に当たりながら気持ち良く艇に戻る。
マリーンテラスあしやでは素晴らし夕日を眺めることができます。
写真:
・遠賀芦屋の朝日。6時24分。
・高倉神社
・岡湊神社
・スターンのアンカーロープが風と同じ方向です
・艇全体が風を真後ろから受ける。アンカーロープと変形の接岸で、
随分広くスペースを使ってしまった(海が落ち着いて次の日撮影)