2014.9.12(金)
玄界灘から響灘へ。
遠賀芦屋へやって来ました。
遠賀芦屋は伝説や良い伝えでは無く、
カムヤマトイワレヒコ、神武天皇に関する遠賀芦屋での行動が
日本書紀に記されています。
楽しみだなー。
ここでは一応漁協に挨拶に行った方が良いと思い、
漁協に今留めている所は良いですかと聞くと、
責任者の方が一緒に港まで見に来て、OK。
水の場所も教えてくれる。トイレの場所も確認。
7年前にも来ましたと伝えると、
いやー、その時より、船はズット減ってしまったとのこと。
大型船をかなり処分した模様。
スーパーは有りますかと聞くと、大通りを行けば良いと教えてくれる。
漁協の方というより学者風と言って良い。教養有りそうな方であった。
多分えらい人。
教えて貰った通り、大通りを行くと15分ほどでかなりの大型スーパー。
それより、驚いたのは以前7年前に来た時の印象では港の近くは辺鄙なところで、
店も無く、不便だとの記憶であった。
ところが、この大型スーパー近辺には飲み屋も食べ物屋もある。
直ぐ調査に出発してしまった前の印象と全く違う様相を見る事が出来た。
遠賀芦屋は町も人もなにか上品な感じです。
益々、遠賀芦屋が好きになりそうです。
福岡市ヨットハーバー→遠賀芦屋港 32.9マイル
メインを上げ、7時20分スタート。
遠賀芦屋に14時30分借り舫いし、漁協に行く。OK。
7年前は筑前大島に寄ったが今回は通過して次の港、遠賀芦屋へ。
このコースでは注意が必要。
1)志賀島北西に2mの浅瀬あり。計画航路の右に黄色ブイがある
2)筑前大島の南東に1.6mの浅瀬あり。設定航路とおり進めが問題無し
3)筑前大島の東に1,4mの浅瀬あり。設定航路を順守。
天気予報から、今日は風も波も無いと判断していた。
ところが筑前大島に近づくと波が次第に悪くなる。
大島と地ノ島の間は非常に悪い波が立つ。
波も大きくなる。
しかも、この狭い水路を本船がドンドン来る。
大島を過ぎて遠賀芦屋に向かうとこの本船航路をまたぐことになる。
本船を避ける為、2度ほどタックし針路を譲る。
今日は北の風であった。
そのせいかは不明だが、大島南東は潮、波、風とも強まると予定した方が良い。
大島を越え、遠賀芦屋に針路を取ると、クローズホールド。
5ノット後半、しばしば、6ノット代。
快適に走る。
聞こえるのは艇が波を越えて進む音。
セイルがはためく音。
時々、ヒューと響く風の音。
至福の時間。
天気予報より良い風に恵まれた。
写真:
・遠賀芦屋港に舫うECHO POINT