DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

静かな山田の朝

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12015.6.29(月)
3時過ぎ、エンジンの音。起きてデッキにでる。
前舫いを取っている漁船に電気。
この事を予想して前舫いは行って来いにとってある。
すぐ舫いを外し、艇内に戻る。
4時過ぎに外をのぞくと電気を点けていた漁船はそのまま。
波4m、波浪注意報が出ている。今日は出港しないと決めたのだろう。
艇を留めている所も風、波が納まり船が走ることも無くなった。
天気は曇り。

6時に食事を済ませてしまった。

午前中にコインランドリーへ。
おとといからきのうへ掛けての作業でたまってしまった濡れ物は干しても乾き切らない。
洗濯し、乾燥機に掛ける。
大型コインランドリーは国道沿い。
バス停、柳沢から歩いて5分ほど。バスに乗っているのも5分程度。
インターネットでダウンロードした時刻表では帰りは1時間ほど待つはず。
バス停の時刻表を見ると、7分程待ってバスか来る。
ただし、乗って聞いたら、途中から別のコースを取る。それでも助かった。

艇で昼を食べた後、デッキで後片付けをしていると、車を降りた人が声を掛けて来る。
ナント、6年前、いろいろお世話になった佐藤さん。
この場所が良いと教えてくれ、生きている魚やイカをいただいた。
私だけでなく、楢崎さんやジューンブライドもお世話になった人。
山田に入って電話しようかと思ったが山田の惨状を見、怖くて掛けられなかった。
お元気そうでよかった。
AUROの秦さんも、震災直後、一度電話したが、通じず、その後こわくて掛けら無かった。
後で、元気と解って一安心。震災に直面したはずの人にはコンタクトを取るのはためらわれる。

水が切れてきたので、前の飯場の方にお願いすると、快くドーゾと言ってくれる。
山田では上水は港岸壁まで来ている。

3時過ぎ、食材仕入れ。その合計金額を見てびっくり。
はずかしくて人にはとても言えません。
行きも帰りも港の岸壁に沿って。
このコースが短く、砂ほこりが無く、気持ち良い景色を楽しみながら歩ける。
国道はダンプが絶え間なく行き来し、作業用機器が土を掘り起こしている。
艇に戻るといつも先ずはうがい。


写真:
・山田、4時27分の朝日。チョト薄日が差す。すぐ厚い雲に隠れる。
・山田港のすさまじいばかり魚網
・山田港の入口から白燈台までを逆に見る。山二つが交わったところが入口です。
・山田港でも高い津波対策の壁を作っている