DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

相生港に戻りました

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2019.6.6(木)
宇野港→相生港 35.1マイル。
港内でメインを揚げ、6時20分スタート。
相生港に13時50分着。

西から相生港へ入る計画航路を変更した。
相生港に入る手前、、蔓(かずら)島を従来は右に見て入港していた。
昨年秋、このコースで入ろうとして、一面イカダ。
大変な苦労をした。
地元のヨットマンに聞いたら、相生港から出て西に行くときは、島を右に見て、
西から相生港に入る時は左に見て入るとのこと。
つまり大きくかずら島を回るのだ。

2週間ほど前、相生から宇野に向かう時、
相生を出たところにある小さな島、蔓(かずら)島の右を見ると、イカダが無い。
昨年の秋、西から相生へと通過するとき、一面のイカダで通過が非常に困難だった。
季節によりイカダがあったり、なかったりする様だ。

右手に網やイカダは見えなかったが、黄色のブイが点々とズット沖まで続いている。
遥か遠くに大きな旗を立てたブイがみえる。
黄色のブイとブイの間も離れており、網の存在を示す旗付きのブイの島からはるか遠い。
多分、ブイとブイの間を抜けらるのだろうが、用心の為、旗付きブイの外側を計画航路とした。

6時代の宇野港は静かだなー、と思っていた途端、本船多数、工事船も行き会う。
3艇に進路を譲る。
全体に、ちょっとガスっている為もある。

ホンダワラの流れ藻では無いが、柳の葉の様な草が多数漂っている。
デッキでウォッチ中、5m角ぐらいが艇の目の前に。急いで、オートヘルムを外し手で操船、避ける。

牛窓が近づくと霧がさらに強くなる。
牛窓通過。牛窓の水路はやはり潮がきつい。
艇が左右と自然と動き、オートヘルムを外し、手で操船。

牛窓⇔相生は瀬戸内海で貴重な、帆走に専念できるコースなのだ。
本土から小豆島へのフェリーに気を付ける以外に、本船無し、小型漁船無し、釣り船無し。
緑の島に囲まれた如何にも瀬戸内海イメージの景色。

今日も、なんとか帆走しようと、ぎりぎりのクロスホールドでジブを揚げたり下したり。
しかし、ついにジェノア、クロスホールド、エンジンストップ、波無しで4ノット。
いい、いい4ノットで十分。
聞こえるのはECHO POINTが進む波の音のみ。
至福の時。
皆さんの予想に反し、こんな機会はめったに無い、貴重な時なのです。

計画航路どおり、島から遥かに遠い所にある網表示ブイの外側から蔓(かずら)島を回る。
中を通れると思うが、どなたか試してみてください。

写真:
・相生港にスターンアンカー、槍着けして舫うECHO POINT
・ジブ
・ジブ上部
・波は無し