DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

初めて四倉港にやってきました

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2015.9.3(木)
初めて四倉(よつくら)港にやってきました。

今日の航海は46.3マイル(83km)と距離が長く、10時間弱かかる。
朝、3時に目が覚めたのですぐ起床。

松川浦漁港→四倉港 46.3マイル
松川を離岸し、メインを港内で揚げ、緑ブイ(白燈台の代わり)を5時45分通過。
どんよりとした曇天。メインがバタバタ言う真南の風。
今回のコースは福島原発の1号機と2号機沖を通過する。海岸から2マイル弱を航海。
逆のコースを前回進んだ時、小さな警戒船が近づいて来て、VHFでやり取りする様言われる。
急いで、VHFをONにする。海上保安庁と思われる艇からVHFで状況を聞かれた。
今回はこの様なことの無い様、最初からVHFをオンにし、手元に置いて進む。
先ず、第一原発沖を通過。第二原発沖に近づくと大きな警戒船が目に入ってくる。
海上保安庁の船と同じくらい大きな艇がこちらに近づき、ズット後に着いて来る。
ところが、原発を通過してしまうまで、VHF16チャンに呼びかけは無かった。
大型警戒船に乗っている人により対応が違うのかかもしれない。
後になって、こちらから、原発沖約2マイルを通過しますと呼び掛けてみれば良かったと思う。

黒い雲のしたからポツポツ雨。ヘンリーロイドに着替える。
1.5~2ノットの逆潮となる。逆潮は四倉に着くまで続く。

四倉の一文字防波堤、赤燈台が見えてくる。
私は初めての港に入る時は槍着けと横付、二通りの準備をする。
赤燈台を右に見て左に進むとすぐ、左(南)に白燈台。
白燈台を右い見て港内に入る。

浅いと聞いていたので、魚探の水深計をみながら、
先ず、港湾案内に「第一ふなだまり」と書かれた真ん中の港内に入る。
漁船が間をかなり取って岸壁に横付されている。
着ける余地が無い。
そこで、北側にある「第二ふなだまり」に向かう。
ここは岸壁が新しく、漁船が1艇いるだけで、ズーと空いている。
ただ、ここが浅いと言われている。
水深の浅く無いところを探ろうと港内に入った所ですぐ乗り上げる。
水深1.4m、1.3mなど表示される。急いでバックを入れる。と動く。脱出出来た。
この辺は浅いのだと少し位置を変え、浅く無い所を探そうとまたもやすぐ乗り上げ。
急いで、バックを掛け、脱出。
この港内は浅く無い所を探すというより、入口から全面的に浅い。ヨットは入港してはならない。

再度、「第一ふなだまり」に入る。
なにしろ着けられそうな所に着けてしまおうと決める。
船外機の小型艇が槍付して並んでいる横で、舫いの無いビットを探し、
アンカーロープをかなり長く取りスターンアンカー、槍着けとする。
舫い、16時に完了。
地元の色んな人が寄ってくる。
ここは大丈夫ですかと聞くと、大丈夫とのこと。よかった。
横付出来るスペースは無いが槍着けならなんとか着けられそうだ。

後片付けをして、上陸。
先ず、直ぐ近くにある道の駅へ行ってみる。
そばに14時間オープン、ウォシュレットの大きく新しいトイレを発見。
地元産の野菜その他を売っている道の駅内にもウォシュレットあり。
ここは9時から18時オープン。
すぐ右手にコンビニ、セブンイレブン。少し先にファミリーマートの看板も見える。
ガソリンスタンドが泊地から5分ぐらいの所に見える。これで、水と燃料確保を確認。
もう一つ、海岸沿いに6~7分の所に有るピンク色した大きな建物に温泉があると地元に人が教えてくれる。
一旦艇に戻り、風呂の用意をして温泉に向かう。
中に入って、いくらですか。「2000円です」え、2000円?
ここはどうも2000円払って温泉以外にいろいろな施設があり1日遊べる所らしい。
高い。私の好みでは無い。止め、艇に戻る。もう、あたりは暗くなり人の気配いは無くなる。





写真:
・四倉港に舫うECHO POINT
福島第一原発
福島第二原発
・出港前、松川浦の朝焼け