DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

強風注意報出る。阿尾漁港へ。

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2016.7.2(土)
目が覚めたので3時過ぎに起きる。
5時の天気予報を見る。懸念していた状況となる。
これから行く、阿尾港など和歌山県北部に今朝、強風注意報。

気象庁は何も言ってなかったが、実は、これは想定されていた。
スーパーコンピュータの予報では、おとといから今日、15mの風が吹くと表現していた。
私は強風、波浪の注意報が出ているときは出港しない。
しかし、今日は例外として出港。
そろそろ移動したくなったのと、気象庁の時系列予報では朝から10m以上の風だが、
注意報の文面は昼前から強風に注意とある。
早く出て、午前中に着けばなんとかしのげるのでは無いかと思ったわけだ。

私は舫いロープにスレ止めをし、ケッジアンカーも設置しているので、
出港に時間がかかる。
港内でメインを上げ、田辺江川泊地の赤燈台を5時45分通過。

そう、甘くはなかった。
白浜、田辺の地元の人、三川さんが、日ノ御崎の北と南で海況、天気が変わる。
天候が悪い時は日ノ御崎は厳しい状況になると言っていた。
田辺から穏やかな追っ手。
何処の港から出ているのか、漁をしている漁船が多数。

日ノ御崎が近づくと海の色が丸で違う。
風も変わり真追っ手となる。ジブを小さくする。
とブローが吹き出す。
急いで、メインを3ポンに。8時50分。
皆さん御存知の様に、吹き上がってからのリーフは大変です。
時々のブローの合間に丁寧にリーフしたので、比較的きれいに出来た。
しばらくするとブロー無くなる。風が動いている。
日ノ御崎の突端に近づくにつれ、今度は波が悪くなる。
かなりのローリング。
先端を越えたところで、阿尾を目指し、直角に方向転換。
阿尾の沖で港入口を目指す。
今までは追っ手だったが、今度は向かい風。かなりの風とわかる。
ただ、阿尾は北に開いているが南も西も東も山。
ブランケットに入ると予想。赤燈台に近づくころようやっと静かになる。

港内は静か。
それでも追っ手なので慎重に錨を下ろし、艇を少しづつ岸壁に近づける。  
事前にバウパルピットに当ててあるフェンダーがゴリゴリと岸壁に当たって止まる。
前舫いを取り、アンカーロープを調整してもやい完了。10時40分。

今、風がゴーと、うなっている。かなり南の風が強まって来る。14時40分。

写真:
・スターンからの南風を受けて、阿尾漁港に舫うECHO POINT
・きれいに出来た、3ポン。
・阿尾港のきれいに手入れされた白鬚神社。後ろの山は神域であろう。
・神社額