DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

強風波浪注意報の中、仁尾マリーナへ

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2016.8.31(水)
強風波浪注意報の中、仁尾マリーナへ。

マリーナで貸してくれた自転車での仁尾探索から今、戻りました。5時40分。
仁尾は私の予想していた通りの魅力ある町でした。
仁尾マリーナは台風避難にも適しているというので、マリーナとしての機能を確認したかった。
それ以上に私は仁尾という土地に惹かれたのです。

居て気持ちが良い。
心が開ける。
私を引きつけるこの様な土地は殆ど必ずと言って良いほど、
その地に縄文時代の遺跡、弥生時代の生活の跡があるのです。
動物から人間になる頃より、快適に生きて行ける場所なのです。

仁尾はまさにドンピシャ。
直ぐそばに縄文、弥生時代の遺跡があるのです。
今の仁尾を見ると、古い神社や寺が非常にたくさんあります。
江戸時代、寛政から幕末まで、讃岐(香川県)の商工業の中心地だったそうです。
仁尾は焼けなかったらしく、その繁栄の姿を残す、古い町並みをみることができます。
イヤー、満足。
人も明るく親切。やはり仁尾に来て良かった。

昼間チェックしておいた風呂やから今帰ったところ。20時。
風呂や以外にうどん屋2軒、食材仕入れ先、コインランドリー等を確認。
ここは讃岐、風呂の前にうどんをと昼間チェックしておいた店に行くと、2軒とも夜は閉まっていた。
風呂屋も入った時は私ひとりだけ。出るまでに来た客はこれも一人だけ。
風呂屋は段々消滅している。仁尾では、なんとか続けて欲しい。

新居浜→仁尾マリーナ 20.3マイル
きのう、午前中に強風波浪注意報。
期間は明日、朝までであった。
今朝の予報を見ると夕方までに変わっている。
私は強風波浪注意報が出ている時は出港しない。
しかし、ここで少し考える。
行き先の香川県には強風波浪注意報は出て無い。
ということは目的地に近づくと、波風は落ちるのだろ。と判断。
また、風は西。追っ手なのだ。
良し、出港と決める。
ただし、メインを3ポンにセッティング。メインを港内で揚げ、7時スタート。
新居浜の外は旗竿が多かった。
かなりの風とうねりが艇を持って行く。
こういう時はホント、BW33の素晴らしさを実感する。
他の船だと一瞬も気を緩めることができないだろう。
ブローチングしそうになった時もグーと持ち堪え、BW33は通常の姿勢に戻る。

仁尾に次第に近づく。しかし、波、風は納まるどころが、より強くなる。
追っ手で風と波が、行く手に収束しぶつかる。余計波が悪くなるわけだ。

仁尾マリーナの手前で、最悪に。
西が強いと仁尾に近づくと次第に波が強く、大きくなる。
メインは危険で下ろせない。
かなりの波を受けながら、見難い仁尾マリーナ入り口を探す。
ほんの近くまで行って、「マリーナ入り口」の赤文字を発見。
ゴーという高波を横から受けながら、マリーナ入り口を入る。
中は静か。
メインを風に立て、マリーナ内で下ろす。

入ってすぐの両側が空いている桟橋の右側、風で船体が桟橋から離される側に接岸しようとして強風で流される。
長くあいている桟橋に出船で接岸。風で桟橋に寄せられるがマリーナ内は静かで気にならなかった。
もやい終わって、10時35分。
結構な風と波であった。
西の強風時には仁尾に入るのは避けた方が良い。
それに当然、強風波浪注意報時の出港はお勧めしない。



写真:
・仁尾マリーで一服中のECHO POINT。なかなかの波でした。
・かっての繁栄を見せる大きな個人家屋
・同じく
お酢醸造所。今もやってます。
・辻告知板。江戸時代のもの。
・仁尾では一番有名なお寺。元仁尾城だったと碑があります。仁尾城があったんですねー。
・仁尾は日没時の美しさで有名。日が水平線に沈むのを見ることができます。