DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

台風対応の後処理

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2016.9.21(水)
朝食後、7時から台風対策の後片付け。
先ずはテンダーを下ろし、きのう打った、増しアンカーを引き上げる。
鎖が重かったが、無事揚る。
もう一本、本来のアンカーが何かに引っかかって、揚ら無い状態になっていた。
ところが、きのう、強風の為か少し走錨したように感じた。
走錨したとすれば引っかかりが取れたかもしれない。
テンダーでアンカーを揚げにいったが、全く引っ張れない。
舫いを外し、艇を移動し、本格的に錨を揚げる作業に着手。
真上まで行き、アンカーロープをウインチで目いっぱい、引く。
ダメ。
今度は双綱だけをウインチで目いっぱい引く。
これでもダメ。
アンカーロープをウインチから外し、緩め、長く水中に伸ばす。
再度、今度は手で引き上げてみる。
ナント、ロープを引くことが出来るではないか。
揚って来たアンカーは粘土の様な泥を多量に抱いていた。
水中でアンカーを上げ下げして泥を落とす。

揚げたアンカーを係留しているバースに合わせ、打ち、再度正式に係留。
アンカーロープ、アンカー、の整理、テンダーの掃除とデッキに持ち上げ、
舫いロープ類を台風対策用三つ打ちナイロンから普通の舫いロープへの交換、
ロープスレ止め外し、などなどで台風対策後処理後処理が終わったのは10時半。3時間半掛かったわけだ。
朝から働いてしまった。

きのう、海に落ちる音で何だろうと思った、長年使ったキャリーが消えている。
知らない間、海に消えていた。
いつから使っているかも覚えていない程、昔からだ。
キャリーも長年使っていると愛着が出で来る。直し直し使って来た。
しかし、もう買え替えの時期だと言われた様にも感じる。

そこで、バス、電車を使って、田辺に行ってみることにする。
春、田辺港に居た時、突然、ナチフィッシャリーナのデンバーさんが、岸壁に出現する。
デンバーさんは田辺に詳しく、ホームセンターにも案内してくれる。
その時知ったが、田辺のコーナンはかなり大きい。
私は何社か比較出来るか、巨大店でしか買わない。そこで田辺を目指す。
泊地から30秒で白浜桟橋バス停、10分ほどでJR白浜駅
バスでそのまま田辺にも行けるのだが、JRで移動してみたかったのだ。
ところが、各駅のJRは2時間後にしか出ないと解る。
しょうがないので直ぐ来る、特急に乗る。運賃200円、特急代650円。
田辺の観光案内所でコーナンへの行き方を教わる。
昼になったので、飯屋を教えてもらった昼食。
とんかつ定食を頼んだが、量が少ないので、オカズだけ追加してもらう。

コーナンで物色したところ、比較的大丈夫そうなのが、軽い台車風。買う。
買いたかった、がっちり構造のキャリーは無かった。

帰りのJR時間、また間違ってしまった。予定していたのは特急であった。
白浜、田辺に止まるのは殆ど特急。つまり一駅でも特急代が掛かる。
白浜、田辺では時刻表に載っているのは特急ばかり、各駅は3~4時に1本。

4時のバスで真っ直ぐ艇から15秒の白浜桟橋で降りる。600円。

艇内整理をして、温泉へ。
今日は少し遠く。白良浜の先まで行く。
牟婁(むろ)の湯。
観光案内には「砿湯(まぶゆ)と行幸湯(みゆきゆ)の2種類の源泉からお湯をひいており、
一度に2種類のお湯を楽しむことができます。
かつて、「日本書紀」や「万葉集」にも登場し、斉明、天智、持統、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉された
1350年余りの歴史を持つ由緒ある源泉」とある。
湯船が二つあり行幸湯(みゆきゆ)では湯船のやや上から、
砿湯(まぶゆ)では滝の様に高い所から降り注いでいる。
流れ込んだ温泉は常に湯船から溢れ、流れだして体を洗うタイル張りの床を洗っている。

帰りはグルメシティで食材を仕入れ、艇に戻る。20時少し前、真っ暗。

写真:
・嵐の翌朝、未だ日が昇る前、5時10分、東の空。未だ不安定。
・18時、日暮れ時の白良浜
牟婁(むろ)の湯、玄関。