DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

潮岬を無事越えて串本に入港

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2016.9.25(日)
夜中中、ゴーゴー言う風の音。
時々、ブローがあると艇が色々な音を立てる。
朝起きても風がかなりある。
今日の出港は無理だなと一旦は止めることにする。
いつもの、5時の天気予報チェック。
強風波浪注意報など出ていない。
和歌山県南部は波1.5m。
これはおかしい。
ここで、ふと気づいた。
この北東の強風は周参見港の特徴ではないのか。
同じ様なことが、妻良でもあった。
港の中より外へ出た方が静かなのだ。
そこで、潮岬燈台をチェック。これは予想では無く、事実。
ナント潮岬燈台の風は3m~5mを行ったり来たりだ。
(大きな燈台では12時間の経過を見ることが出来る)
出港決定。
強風でしっかり食い込んだアンカーをチョット手間取ったが揚げる。
手でもウインチでも揚らなかった。
双綱だけウインチで引っ張り揚げると無事、アンカーが揚ってきました。
港内でメインを揚げようとするが風が強く3、4度、風に建て直す。
6時50分出港。

外に出ると、案の定、風は強く無い。
しかし、周参見港近辺はうねりがあり、ローリング、ピッチングが激しい。

東の風なので、アビームを予想していたが、そのとおり、6ノットを越えて走る。
ところが、残念ながら次第に風が前に変化し、真登りとなる。
なんで、いつもこうなるのかね。

潮岬に入ったところで、波、うねりが大きくなる。
艇が激しくローリング。時に大波で艇が横倒しになる。

しかし、串本大橋が見える位置に近づくにつれ波は静かになる。
一方、何故か逆潮になる。-2ノット程。
不思議なことがあるもんだ。
黒潮は西から東に流れる。
したがって、本日は連れ潮になりこそすれ、逆潮は考えられない。
つまり潮が廻っているのだ。
これはこのコースで一般的に言えることでは無い。
潮についてはその日その時の現象なのだ。

今日の潮岬越えで懸念したのは、
風の向き(東風)と黒潮の流れがぶつかる。
こういう場合、悪い波が立つ。

潮岬を西から東に越える時は、出来るなら東風の時を避けた方がヨロシイと思います。

潮岬ではいつもの北岸壁に着ける。
今回は漁船が多数、北岸壁に留まっていた。
空いている余地を探し艇を着ける。
仮もやい完了。10時50分。

後片付けをし、昼食。

午後は食材仕入れに漁協がやっている魚屋と大きなA-COOPへ。

明るい内にと温泉、サンゴの湯へ。
今、戻ってこれを書いているところ18時27分。もう真っ暗。

写真:
・串本港に戻ってきたECHO POINT
・漁船の中、一艇だけヨットを舫っているズウズウしいのは誰だ。