DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

味野港マリーナUV1へ後2マイル程でアクシデント

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2018.6.28(木)
宇野桟橋にはネットで3泊で申し込んであった。
予定では、その後、直島に寄り、
次に昨年上架した味野港マリーナUV1に再度、上架させてもらう様、頼むつもりであった。
電話してみると上架はOK、良かった!
しかし、ハーバーマスターの都合で今日、明日が良いとのこと。
そこで急遽予定を変更、宇野桟橋には1泊、今日の夕方、UV1のポンツーンに移動。
明朝、上架。という段取りとなる。

14時20分、メインを港内で上げ、スタート。
宇野港内と直島南西側では危なくてジブは上げない。
左舷前方から、こちらに向かってくる本船をみていたら、突然、直島への大型客船が右舷後方から接近して追い抜いていく。
フウー、びっくり。

直島の東側、右舷側の島との狭い航路を抜ける。
ここは、毎回潮がきつく、船首が大きく左右にもっていかれる。
オートパイロットがギーコギーコと音を上げて働いている。
左手に直島宮前港の桟橋が見えてきた。
ヨットはおらず、空いていた。

直島を過ぎて味野港へはほとんど真西に進む。
適度に風あり。
ジェノアで2ノット代。
しかし、エンジンを掛けたくないので4ノットが出る最低のエンジン回転とする。
気持ち良く進み、味野港の手前2.5マイル程にある祖父祖母島を北側に避ける予定針路を進む。

後2マイル程で、ふねの動きが急におかしくなる。
海を見ると一面の草。柳の様な草が一面に見える。
と、艇がガクンと停止。

子鳴門と同じ状況だ。
エンジンを猛烈にふかすが動かない。
絡んだ草を取りにロープカッターを持ってすぐ潜る。
流れもがペラに絡んだ状況を予想したが、
草は簡単にカッターで取り外せた。
つまり。ペラの回転がダメになったのでは無く。
草の生えている土の中にバラストが埋まってしまったのだ。

UV1のハーバーマスターに電話。
引っ張っても動かない。
もう少しで上げ潮に変わる。7時過ぎには動ける様になるので、それまで待つしか無い。
とのこと。

時間を潰すしかない。
こういった時、私はどうもズウズウしい行動に出る。
やりたかったけど、手つかずにいあ作業に着手。

私の艇のセイルのバテンは一番上だけフルバテンの様にマスト側に大きなプラスチック板があり、
バテンの先はその板の中にはめ込まれている。
このバテンが根本の所で折れ、しょうがなく、残りを差しこんだので、少し短い。
HOODセイルの社長が短いとラフが曲がりますよと言っていたとおり、
ラフがバテンの位置で折れ曲がっている。気になる。

泉大津で誰かあまったバテンをお持ちではないですよねと聞いてみた。
聞いてみるもんですね。
波早さんが使わないバテンがあると、テーパーのあるのと、テーパーの無いの、の2本をくれる。
有難いことです。

この、騒ぎ立てる時なのに、頂いたバテンをセイルに合わせ、のこぎりで切り、
カッターで削る。
バテンのリーチ側についているトサカの様な頭を付け替える為だ。
やってみたらビッタシ、ちゃんと出来上がりました。波早さんありがとうございました。

艇が止まったのが4時40分ぐらい、艇を動かせるようになったのは7時半ごろ。
次第に暗くなる。
味野港に着く前に真っ暗となる。

暗い中、UV1のポンツーン舫いを完了したのが20時。

艇に着いて、改めて海図をチェック。
確かに、直島方面から真っすぐ味野港へ進むと祖父祖母島はさけるとしても、
その先は浅い。海図にちゃんと出ているではないか。
私は海苔網に遭遇する危険ばかり頭にあり、同じブルー線の推進を細かくチェックしなかった。
反省しきり。
初めての経験だが、今後特に瀬戸内海では水深を改めて慎重にチェックします。

昨年、全く同じコースを辿って、乗り上げなかったのは干潮ではなかったのだ。

写真:
・最近、新鮮な魚が買えないので肉料理ばかりだったが、宇野で魚が手に入ったので
 久しぶりに魚料理
・折れたバテンと頂いたバテン2本
・上が加工したバテン
・セイルにセッティング、完成