DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

雲仙、小浜にやって来ました

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2018.8.13(月)
初めて雲仙、小浜にやってきました。
「小浜」の読み方は日本海の小浜と同じ「おばま」です。
ここは泉大津の「風早后廚気鵑凌篩Α
メモを作って渡してくれました。
最初は港湾案内にも無いし、海図を見ても「小浜港」と文字があるだけ。
灯台も浮標も記載されていません。
小さな入り江にポンツーンがあるのだろう程度と思っていました。
所が、インターネットで調べてみたら、有名な温泉地であると解りました。
北海道から九州まで温泉マニアの私としては是非訪れなきゃ。とやってきました。
良さそうな所です。探検の結果を又、お知らせします。

観光案内所で資料(と言っても地図だけしかありませんでした)をもらい。
大型スーパー、コインランドリー、ウォシュレットトイレ、水飲み場をチェックして、艇に戻ったところ。15時半。
大型スーパー「大門」で食材を仕入れる。

メチャクチャ暑い。

小浜と言えば温泉です。
日が出ていると暑くてとても歩けません。
日が殆ど沈みかける6時半頃、温泉へ。
立派な旅館も400円~500円で風呂だけ入れて貰えます。
何といっても150円の銭湯へ先ず行かねば。
150円の銭湯は二つあります。
普通は観光案内所近くの浜の湯に行きます。
私は少し遠いが反対側の端にある脇浜温泉浴場を目指す。
観光案内マップに寄ると、この浴場へは裏通りを歩く様に案内されている。
裏通りは、かって栄えた温泉街らしく良い選択であった。
日本秘湯の会、所属の「旅館 國崎」、雰囲気あり。あした入りにこよう。
小浜の湯は温度が90何度で日本一高温とのこと。
その高温を覚ます為に「湯雨竹」と言う、自然の竹を使って覚ます「雲仙荘」というのがあった。
当温泉では全てこの「雲仙荘」により冷やした温泉のみ使用しているので温泉分が濃いと書いてある。
かなり大きな温泉だけど本当かね。

目指す、脇浜温泉浴場へ到着。
木造。中に入ると昔の銭湯のままが使われている。
地元の人しかいません。入って直ぐ、湯舟の湯を体に掛け、飛び上がる程暑い。

二つ湯舟があるが、暑い湯の好きな私でもとても入れない高温。
と、地元の人がこうすれば良いと水の蛇口を開いてくれ、バケツで水をバシャと何杯も入れてくれる。
かけ流しの暑い温泉も蛇口を締め止めることが出来る。

未だ、やや熱い温泉に浸かる。気持ち良い。
やはり、温泉は地元の人が入る銭湯が最高。
艇に戻っても体が熱く、困った。

航海:
野母→小浜 30.5マイル
メインを港内で揚げ、赤白灯台を6時20分通過。
外に出ると天気予報通り、うねりあり。
半島をぐるりと回りきるまでかなり悪い波とうねり。
小浜に向かって25マイル、一本のコースを取ると、次第にうねりは弱くなる。
風はヨット真上りの法則どおり、メインがバタバタ言う真上り。
小浜に近づく程、海況は静かになる。
残り17マイルぐらいに長さ100mぐらいのゴミが行く手を塞ぐ。
ゴミが殆どなくなるところまで、ズーと、右へ進み避ける。
残り15マイルぐらいから湖の様な静かな海面に変わる。
さらに近づき油を流した様。
前に雲仙岳があり、ブランケットなのか。

釣り船、モーターボート、漁船等が全くいない。

残り3マイル程で、風がかわりジェノア、クローズホールド。
残り1マイルでジブ、メインを畳む。

次第に港に近づくがどこが港で何処が入り口かが、双眼鏡で見ても全く解らない。
灯台も赤灯台も無い。
ごくごく接近するが同じく不明。

と、猛烈な勢いでモーターボートか漁船か、こちらを追い抜いて行く。
ラッキー、これで入り口が解る。

解りました。
しかし、初めての人には入れません。
斜めに口が開いていて、ごく狭い、遠くからは入り口に見えない所を入っていきます。

入り口まで来て、右手と左手に赤と緑のポールが立っていた。
モーターボートがいなかったら解らなかった。

中はかなり狭い。
聞いていた立派な桟橋に向かう。
さっき、追い抜いて行ったモーターボートが岸壁側に舫いつつあった。
海側に接岸、舫う。12時45分完了。

お盆で他の艇が来ると困るのでインターネットで問い合わせ先を調べる。
すぐ、後ろ、観光案内所の裏、大きなビルが小浜総合支所、そこで係留届を済ます。


写真:
・立派な桟橋に係留。20円/mです。
・自然の竹を使った、高温温泉冷やし「湯雨竹」
・「湯雨竹」の説明
・脇浜温泉浴場