DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

尾道に到着

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2018.9.13(木)
潮の強さを評して,川の様と言う。
尾道は川の様では無く、川。
転流時に正確に合わせて入港しないと、船を着けるのが難しい。

2018.9.13、尾道の転流は13時37分。
大三島尾道17.3マイル。約3時間半。10時に大三島を出港することになる。
メインを港内で上げ、9時50分、スタート。
転流までは連れ潮。
風は北東。行く方向は北東。
従って、メインがバタバタ言う真上り。

潮と風の方向が反対なので、波は悪い。
一番驚いたのが、連れ潮で尾道を目指すと、その連れ潮が強く転流直前まで続くことだ。
ニュートラルで4.5ノット。
ニュートラルだとオートパイロットは効かない。

なにしろ艇が早く着いてしまわない様、神経を使う。
転流1時間前には潮は弱くなり、潮をあまり意識せずに、進めると予想したが、間違い。
大潮に近い為と思われるが、1時間前でも潮はキツイまま。

尾道に連れ潮で近づく時は、早く着きすぎてしまうことに注!
3ノットで進む。

尾道のポンツーンに近づくと大型モーターボートから声が掛かる。
アレ、『CARA』さんは海外のはずだが。
一時、日本に戻っているのか。
『CARA』さんは尾道の有名人。長航会の理事でもあり、私とは10年以上前からの知り合い。
舫いを取ってくれる。
13時45分に入港。転流8分過ぎ。
転流時刻を気にしない人も多いが、私は転流時刻に正確に合わせることを趣味にしている。

海外を航海中と思っていたら、それは一時的なものとのこと。
確かに、現役の社長さんだからそんなに、店を留守に出来るはずがないな。

尾道に入港する直前から雨。今も降り続いている。15:37。

雨が降っているが久しぶりなので尾道の町なかを散策。
新しくできた風呂屋の場所を確認。
雰囲気良く、良さそう。

食材仕入れの為、以前行った中型スーパーの場所をおばさんに聞く。
スーパーは皆、閉店して今は駅前まで行かないと無いとのこと。

アーケードを通って駅まで行く。
尾道は文化的に高い都市だ。
独自のものを持っている。

飲み屋やバーもチョット入ってみたくなる店が多数ある。

駅まで来て、聞くとFukuyaの地下が食品売り場のスーパーと教えてくれる。
駅に併設されたきれいなビル。デパートですね。
IONの進出を許さないのも尾道らしい。

地下の食材売り場を見て、尾道の文化度の高さを認識できた。
売っている食材が独自のもの、こだわったものが多数並んでいる。
食文化も高いと解る。
豆腐一つとっても独自で差別化された商品が多数ならんでいる。
野菜類は高いけどね。
前、尾道に来たのは瀬戸内国際ヨットラリー第一回の際、5年前だ。
その時もこのFukuyaはあったのかなー。
ラリーは宴会に忙しく町を散策する時間が殆ど取れなかった。

食材を仕入れ、艇に戻り、風呂屋へ。
この、風呂、「尾道みなと館」はなかなか良いですよ。
尾道に寄る楽しみが増えました。チョットしゃれた風呂です。
新しくきれい。

雨は降り続く。尾道に着いてズット雨となった。

写真:
・おのみち海の駅に舫うECHO POINT