安乗(あのり)港到着
2019.10.6(日)
五ヶ所浦で、アンカーを揚げ、6時45分スタート。
いつもはメインを揚げてスタートなのだが、
風が強く、港内も狭いので五か所湾の広いところへ出てからメインを揚げる。
久しぶりの帆走。少し白波が見える。
安乗までのコースには狭く有名な注意航路、布施田(ふせだ)水道がある。
布施田水道ではセイルを下すのが本来らしい。
今日は風が強いので、セイルは下した方が良いかなと思いながら、
水道に近づく。メインは下さなくてもジブは捲くべきだななどと考える。
帆走にて快適に布施田水道西に近づく。
よし、今日は帆走のみで通過してみようと決める。
用心の為、デットスローで、回転だけはしておく。
気持ち良く、セイリングにて通過。
注意:
西からアプローチし布施田水道を抜け、すぐ大王崎沖を目指してはならない。
布施田水道を通過する角度でさらに進むとナント左(北)側に4本ほど、長い竹が立てられている。浅い印だ。その根元には小さいがちゃんとした黄色いブイが見える。
以前は無かったと思う。
皆さん。東から布施田水道を目指す時はそのコースの前も同じコースで、
アプローチしてください。
西から布施田水道を抜ける人は抜けた後もそのコースをしばらく保持してください。
此処までは良かった。天気も良し、波は若干。風もそれなりにある。
快適な帆走日和。
ところが、布施田水道を抜け、大王崎沖、安乗沖を目指した途端、
風が急に強まる。
特に波は非常に悪くなる。
艇はピッチング。スプレーが何度も降ってくる。
この状態が2時間ほど続く。
風と潮がぶつかっているのか、波が悪い、かなり大きい。
ヒールも激しいのでメインを緩め風を逃がすが揺れスプレーとも激しい。
艇のコントロールが出来ず、港に入るのが困難になるとマズイ。
メインをリーフする。これで少しスプレーも少なくなる。
安乗に近づいたら収まるかと思ったが、同じ。
港内に入ってようやく静まる。
突堤向こう側の何時も着ける所は今日も空いているかなーと不安を持ちながらアプローチ。
空いてました。
いつも私が安乗で艇を着ける場所です。
ただ、ここは北が吹きぬける通路。
今日の北風でうまくスターンアンカー、槍着けが出来るか。
どうにか、成功。無事、安乗に到着。
スターンアンカー、槍着け、舫い完了、12時45分
北の強風が艇の全面から吹きぬける。
漁師どおしの会話で今日は波が悪いと言っていた。
風が吹き抜けるので前のハッチは締めたが、
今、17時、空でゴーゴー言っている。
写真:
いつもの岸壁で寛ぐ、ECHO POINT
遠景
布施田水道は左も右も暗礁、島があり極めて狭い水道。すぐ前に低い島
水道を抜けるところにある大きな若草色の灯台