DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

ヨットで初めての神津島。

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2005.6.25(土)下田→神津港 ヨットで初めての神津島。かなり早く起きて準備する。5時50分に出港。1時間ごとに海図にプロッティング。潮のためか1時間に1~2度東(左)へ流される。神津島の近くまで来てあと1時間ぐらいで付くというときになって東(左)へ大きく流される。浪も大きくなる。速度も遅くなる。港湾案内を見るととブルブル印が確かに記入されており、潮の悪いところだ。そのとおりになる。11時15分には着ける予定が1時間ほど多く時間がかかる。神津港に入ろうと入り口まで艇を進めるがかなり浪が荒く、ヨットが着けられる港に入って直ぐ左の防波堤裏はとても着けられないだろうと多幸湾にある三浦漁港に向かう。ところが目指す岬の方では暗礁など無いはずなのに一面に白波が立っている。恩地島までズット白波が続いている。向かう方向からかなりな浪が来る。これを過ぎてしまえば良いのだと艇を進めていく。ところが次第に浪が激しさを増し、ローリング、ピッチングがかなりな状況となる。神津港に引返し漁船の船だまりに着けさせてもらいようたのもうときめる。神津港にはじめて入る。狭い防波堤の入り口を入るとズット静かになる。右手のこれまた狭い入り口を入ると漁船の船だまり。ゆっくり船を進める。かなり深く、3箇所に別れているが留められるかどうかはわからない。一回りして、ヨットが係留できる防波堤裏も波は予想したよりはズット静かだったので最初に予定の位置に行き槍着け係留する。船を着けてから天気予報を聞くと波浪注意報が出ていた。船は工事用の船らしきが一艘、一番奥の岸壁に横つけして占有しているだけで着ける予定の岸壁には一艇もいない。岸壁はむやみに高くはしごを掛けても上れない。鉄のハシゴが岸壁に設置されている前に係留したが、そのハシゴの一番下でも水面からかなりある。係留索を仕上げるまでにかなり時間をとる。ついに神津島に来た。学生時代つまり40年前に来て以来だ。簡単に食事して港を散策。あの多幸湾はどうなったのだろう。観光案内所にパンフをもらいに行く。「歩いて行けますかね」「歩いては無理です。1時間はかかります」との回答であった。観光案内所の時計に合わせてて少し時間を調整しバス停に行ってみるともう発車済み。近くの人に時間を確認すると3時7分過ぎ。時計が遅れていたのだ。昔、バスには乗っていかなかったと思う。ただ、波乗り用のビーチマットを持ってずっと歩いて行ったのかなーと一瞬迷う。ぜんぜん疲れてないし、歩いて行ってもみたかったので山を二つほど越える道のりを歩いて行く。1時間以上かかった思う。帰りはタクシーを呼べるとのことであったが公衆電話もみつからず又、山道を登り、くだり港まで戻る。快適な散歩であった。船内で夕食後、30分ほど遠くにある温泉に行く。