DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

小名浜港ヨット溜まりに移動

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2009.10.13(火)
きょうの目的地は小名浜港で17.9マイルと近いのでなんとなくのんびり出港準備をする。
起きたのはいつも通り4時。きのう準備したおかずで食べるつもりだったが、作ってなかったおみおつけときゅうり、とまとのサラダが欲しくなり手早く作る。
久之浜港燈台を6時35分に通過。いまは6時だと未だ暗い。これからは6時半か7時の出港で予定を立てる必要がある。
今日は天気予報どおり風は3m以内、波1m、穏やかな海を進む。残念ながら天気は曇り。一時雨も降る。風が弱いせいもありきのうほど冷たくは感じないがやはり寒い。完全に冬支度、雨天の装備で操船。

はるか遠くに小名浜港方面を見ると何本もの背の高い巨大な煙突からもくもくと白い煙を出している。
その一帯全て煙に包まれている。
小名浜って工場地帯なのか。煙の中に入っていくのか。
想像していたイメージと丸で異なる。
長旅のヨットマンが行くヨット溜まりを目指し、無事見つけることが出来た。
航海記を読むと船と船の間に着けたと出ているので艇の周りを一めぐりする。
ひとつだけ少し空いている所があるがかなり狭い。
しょうがなくアンカーを打ち、一番端に槍着けする。
漁船におかみさんにここに船は戻ってきますかと聞いたところ、3艇が戻って来て横抱きするとのこと。
続けて、この間は夫婦のヨット乗りがこの艇の間に留めていたと、一つだけ少しあいている隙間を指していう。
最近この辺を夫婦でヨットで旅しているというとJUNE BRIDE ようこ の宮坂さんご夫妻か、新西宮の増村ご夫妻しかいないだろう。
知り合いの知り合いということでこの狭い間に舫わせてもらうことにし、アンカーを揚げ、移動。
着いたのは10時15分ごろだったが、移動、舫い固め等で11時過ぎにひと段落。
今、昼の食事を終って、12時半。

昼食後、少し周りを散歩。
漁港の方に向かうとすぐ目の前に赤い鳥居と急階段の神社が見えたので参拝。
少し歩いて見て、今の泊地は港の最奥なのでかなり不便な所とわかる。近くにトイレ、水が無い。
私は例によって勝手に小名浜は大きな都会で便利この上無い所と思っていた。
しばらく滞在してアッチコッチ行ってみるつもりだった。
所が、住宅地は背後にあるが店など無い。
あるのは観光客あいての魚屋や海鮮料理をうたった店のみだ。
それも客はまるでいない。

そこで、一旦決めた泊地を移動することにする。
なにしろ今の泊地は狭い所に殆どくっつくようにヨットが並んでいる。
その間に船を入れたのでますます狭い。
せせこましく感じる。
どうもこの感じが好きでない。
そこで一回りして解った広々と空いている漁港側の岸壁に移動と決める。

ヨット溜まりを出て、目的地でアンカーを入れ一旦槍着け。
しかし、錨が効いて無いようだ。たぐって行くと大きなワカメに囲まれたアンカーが浮上する。
再度、今度はより遠くにアンカーを打つ。
大きな船用の岸壁なので前舫いは20mの三打ちナイロンロープ2本を使う。
これでようやっと舫いを固めることが出来た。
今日はアンカーを3回打ったわけだ。

新泊地からはトイレ3分。水も取れる。
ローソンが8分。
大型スーパーは街の人に聞いてみる。
親切な奥さんで車で送ってくれる。
小名浜は大きな住宅地が背後にあるけれどスーパーとかは街中に有りませんねと言うと、
過疎化が小名浜ではすすんでいるそうだ。
大型スーパー、帰りは歩いて20分。物価は安い。また色々仕入れる。
コインランドリー10分を確認。

写真:
・広々とした所に移動。後ろに見えるのは漁協の市場の隣の建物。
・最初に係留したヨット溜まり
・ヨット溜りのそばにある津崎神社参道
・拝殿
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