DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

海に潜って船底チェック

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2010.5.5(水、祭日)
穏やかな朝だ。薄く雲がかかるが晴れている。
夜中はまた強風が吹く。
靴に水が染みてしまったので中敷を外してデッキで干しておいたらなくなっていた。
外に出しておいた食器洗いのたわしもどこかに行ってしまった。
食事、片付けも終わりラジオでテレビのニュースを聞いていたところ。8時半。

勧める人がいて山吹味噌を買ってきたが、不味くは無いが美味くは無い。

前回、初島を一周した帰り、藻の中を通ってしまい急に速度が落ちる。ペラに藻がからんだのだ。
バックをかけるが取れない。
気になっていたが、今日は7月ごろの気温になると言っているので昼飯後、潜ることにする。
泳げる様な状況なんだからと裸になって海パンでスターンのステップを下ろして足を水中に漬けてみると冷たい。
コリャーダメだとチャント、ウエットスーツを着て、錘も腰に回し、頭も足も、ウレタンで覆うという完全装備で潜る。
これだとやはり、冷たく無い。
ロングに出る前、冷たいので海に潜るのを億劫に感じない様、ウエットスーツを購入。
ロングでは藻やロープがペラにからんで取りに潜る必用が必ず発生するのだ。
かっては2月に海パンの上にズボン下をはき、下着のシャツを着て潜ったっけ。
この様な時は、良し、やるぞ!と力を入れてから潜る必用がある。


潜ってみると船底は実にきれいだ。昨年の7月ごろ境港で上架し、自分で船底とペラの塗装をやったのでかなり丁寧な仕事だった為だろう。
ペラにも豆粒大の小さな貝が一つ着いているだけだった。good!

潜ってチェックしながら船を一周。きれいなもんだ。
冷却水の取り入れ口にもなんにも着いていない。こんなことは珍しい。

久ぶりにウエットスーツ完全武装をやったが、めったに使わないので新品の様だ。
手入れを気を付けているのでチャックも塩でかたまったりはしていない。
ものはSUSの良いものだ。海のものはやはり質の良いものを購入するのが良い。

真水でウエットスーツやマスク、シュノーケルを洗う必要があるので沖からポンツーンに移動。
ポンツーンに着けた途端、南から西の風が吹き出す。
かなりの風になる。
着いてすぐ、水道でウエットスーツその他を洗う。

北に風が変わったときに備え、いつもの様に、右舷側に2本もやいを取る。

あすの食材を仕入れに行く。
網代港、朝獲れの背黒いわしがあったので、おかず用と酢着け用に二パック仕入れる。
艇に戻って、背黒いわしの酢着けをつくる。
食べたいから一生懸命やるがかなり面倒な作業なのだ。

外はヒューと風が吹き渡る。
移動開始がチョット遅れたら、ポンツーンに向かうのを中止にしただろう。

写真:
水中のペラ状況。きれいなもんでしょう。ペラの横の黒い筋が藻の残りです。
カメラは水中でも撮影できるPENTAX OPTIO WPiです。
雨の日はデッキにこのカメラを出して航海します。