DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

防食亜鉛交換

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2010.10.7(木)
エンジン防食亜鉛交換
皆さん自分でやってますか。
もっとも、海水冷却でなければ不必要なんでしょうが。
古いタイプのエンジンをお持ちの方に、ご参考までに写真をアップします。
自艇の3GMを例にしてます。

3GMでは防食亜鉛が3箇所あります。
エンジンに向かって左側側面に2箇所。
背面、シリンダヘッド側、1箇所。

写真1
側面2箇所の防食亜鉛を交換するには「FOストレーナ」が邪魔をしてスパナが入らないので、
外す必用があります。
「FOストレーナ」へ接続しているボルトは2箇所。この2箇所のボルトを外す必用がある。
従って、取外した後、新らしい銅パッキンに付け替える必用あり。

写真2
軽油が漏れてくるのでステンのお盆など受け皿が必要になります。
冷却水もボルトを外すと10Lは漏れます。

写真3
もう一つ「FOフィードポンプ」(カチャ、カチャやる燃料ポンプ)へつながる「FOパイプ」も外さないと側面もう一つの防食亜鉛も取外しできません。

写真4
シリンダヘッド側を外した状況です。
めったに交換したことが無い時は亜鉛のカスがつまっている。4つのボルトを抜いて台座から外した方が良い。

写真5
注意!
側面の二つのボルトはあまり強く締め付け無い。
台形になっているので、力に任せて締めていくとエンジンを壊すと聞きました。
シリンダヘット側のみ違うボルトで、銅パッキン付き。
銅パッキンを事前に用意してください。23414-250000
ボルトに巻く水道屋が使うテープも事前に用意。
3箇所の防食亜鉛を外した状態。
1年以上たってますが、殆ど減ってませんね。

写真6
「FOストレーナ」と「FOフィードポンプ」への接続ボルトには銅パッキンを事前に用意。
「FOストレーナ」に12鵑鬘緩隋23414-120000
「FOフィードポンプ」側はチョット注意。同じ8鵑任垢厚みが違います。
ポンプ側に厚い104884-59170、「FOパイプ」側には普通の23414-08000

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側面ボルトを外して掃除した状況

写真8
私は防食亜鉛ボルトを外す為の専用セットを用意してます。
長い取っ手、つなぎ、24角レンチのセットです。
プロが使っているのをまねしました。

防食亜鉛用のボルトは24角。
なかなか動かない。外すのにかなりの力がいる。
普通のスパナは色々邪魔ものがあってボルトにフィット出来ない。

エンジンメンテで何が最も重要か。
それはエンジンマニュアル部品リストを入手することです。
これがあれば全国どの港に居ても、必要な部品があさってか次に日には手に入ります。