DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

岩城(いわぎ)島にやってきました

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2016.8.18(木)
岩城島へやってきました。
素晴らしい泊地なのに皆、通過してしまう島です。
おととし(2014)に初めて寄港して以来だ。
その時、不思議な邂逅があった。
私はLin and Larry Pardeyを尊敬し、憧れている。
Taleisin of Victoriaと名づけた木造ヨットを自作し、世界を巡っている。
この艇とほぼ同じ形で若干小さいFRP製がブリストルシャネルカッター28だ。
Taleisin of Victoriaと同型の船をナント、自作し、日本を航海しているニュージーランド人、
Fenton Hamlinに会ったのだ。艇名はPateke号。
自然が美しく、清潔で、住んでいる人も穏やかなので気に入っていた。
この邂逅があり余計、岩城島は愛着が生まれた。

弓削から岩城に至るコースは廻りを緑の島が取り囲み、その細い水路を縫って進む。
ここではいつも、何故かエンジンを止めてセイルだけで進む。
2ノット、結構。3.1ノット十分。静かに、水を切って進む音だけ。
ただ、激流の様な潮に何度も会う。
オートヘルム、がトンでもない方を向くのでティラーを手で持つ。
激流の中では1ノット以下となる。それでもセイルで進む。気持ち良い。

不思議なのが、ハンディGPSのWAYPOINTへの方向が全く違う方向を指す。
磁針に影響を与える何かがあるのだ。
隠岐島でも一度そういうことがあった。不思議現象。

岩城港のフェリー用大型桟橋の横にもう一本、少し小さな桟橋がある。
陸に向かって、左側にヨットを留められる。
さっき、係留届けを出しに役所を訪れる。
係留料、2泊で10円でした。
トイレは3分にきれいなウォシュレット。
A-COOP大型スーパー 5分。

実は行きたい所があり、聞いてみたところ、山登り、歩いて1時間半ぐらいかかる。
往復3時間。教えてくれた役所の人は、今の直射日光下ではチョット無理、危険と言った雰囲気であった。
残念ながら、真夏では無理と諦める。
なにしろ、雲ひとつ無い直射日光下では10分と歩いていられない。

写真:
岩城島桟橋に舫うECHO POINT
・エンジン音なしの静かなセイリング