DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

予定を急遽変更して、今治にやってきました

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2016.8.27(土)
予定を急遽変更して、今治にやってきました。
初めての港です。

なんとなく、いつもの様に次は尾道だな、山田さんはお元気かななどと思っていた。
ところが、宮浦への寄港について調べている内に、同じ今治市今治海の駅を知る。
急に行きたくなる。私に良くある現象です。
ただ、今治に行くには来島海峡航路を横断する必要があります。
それが気がかり。
と言うのは、友人で大変なヨットのベテランが来島海峡だけは2度と通りたくないと言った言葉です。

それで、色々調べ始めました。
今治へは来島海峡航路への入り口を横断する。
その後、出来るだけ陸に沿って進む航路を模索し、海上保安庁にも問い合わせました。
狭い島と島、陸と島の間を通る設定。
細かいWAY POINTの設定にあたっては普段は使わないNEW PECで位置確認をする。
OKこれで大丈夫。
でも大丈夫では無かったのです。やはり急に思いついたからかなー。
私には有り得ないミスをしていたのです。

食事は前日作ってあるので、宮浦港内でメインを上げ、7時5分スタート。
大下島と小大下島の間を真南に4マイルほど下る。
さて、今治のある四国の先っちょ、大角鼻を目指す。
これは、まともに来島海峡航路の入り口を横断します。
本船は多かった。
左からも右からもやってきます。
右からも左からも安全を見て2艇ほど、道を譲りました。

どうにか横断を完了し、大角鼻近辺に近づくと、私の設定した航路もまた中型船が多数。
同じ方向も向こうからやってきます。
でも、それもなんとかこなし、来島海峡の橋に近づきます。
ここで、大変な誤りと言うか失態に気づいたのです。
私のブログを見ている人は私がおかしい程、転流時刻に正確に合わせ様としているかを知っている。
ところが、この日本3大急潮の一つ、来島海峡の転流時刻に合わせることを失念していたのです。
かなりの激流を乗り越えました。
来島海峡大橋の直前、小さな島、小島と来島の間を通過する時です。
真ん中に緑の大きな燈台があり、そこが一番、船を持って行かれます。
ズット、手でティラーを維持しました。
来島海峡大橋を越えると、船を持っていかれることは少なくなりました。
しかし、小島と来島と大橋を越えて、しばらく、-4ノット程度ありました。

後で潮を調べました。
2016.8.27の来島海峡転流時は5:43と12:29。
最強時は9時18分。私が今治に接岸したのが、10時45分。
来島海峡大橋から3マイルが今治
とすると海峡横断時は10時ごろか。最強時にかなり近かったのです。
改めて、反省。急に思いつく時はくれぐれも慎重に。

写真:
今治港第二桟橋で、もの珍しげに周囲を見回すECHO POINT
・後ろはこんな景色
・広く、天井も高い、立派なアーケードがある。しかし人が居ない。
今治藩の城。コンクリート作りです