DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

宇野港桟橋から牛窓に移動

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2017.8.25(金)
航路を牛窓へと向かおうとすると左手に見たような景色。
廃墟に巨大な茶色の煙突。
海図を見る。やはり犬島だ。
この地に三分一 博志の精錬所美術館がある。
是非一度訪れることをお勧めします。
https://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/63815089.html

ついでに右手を海図でみると、なんと豊島(てしま)。
こういう位置関係だったのか。
豊島では内藤礼の作品を見ることが出来る。
作品といっても巨大な建築物と一体となった作品。
これも素晴らしい作品、是非訪れを。
https://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/62649003.html


航海:
14.4マイルと近く、チョット隣りに移動するといった感覚でスタート。
しかし、このコースはかなり危険で慎重を要すると知る。

メインを港内で揚げ、7時10分燈台通過。
外に出た途端、前から後ろから左から右から斜めから、
本船、フェリー、観光船、漁船と行き交う。

それ等を注視しながら牛窓へのコースに入ると、前から大きい本船が続いてやってくる。
左右は岩や島で航路は狭い。
真正面からくるので、少し針路を譲り、相手に見ていることを伝える。
前だけ注意を払っていると、直ぐそばを大型本船が追い抜いて行く。
漁船も所々で作業をしている。網を引いているのもある。

牛窓への最終コースに入るまで、この様な状態が続く。
至る所で強い潮がある。

海図には本船航路の表示は無いがこのコースは本船が行き来している。
事前に知った上で慎重に航海する必要あり。

ただ、同じコースを昨年、逆に辿った時は、潮がキツイ場所が至る所にあるという記憶以外に、
特に注意すべき記憶が無い。
季節と時間に寄るのか。
なお、今日は風強く、波高く白波が一面に立っていた。
しかも真追っ手。操船に慎重を期す必要あり。それが本船との遭遇に影響を与えていた可能性も高い。

牛窓旧港桟橋に、いつもの様に後ろに1艇留まれる様に前に着けた。
と、地元の人がきて後ろに着けてくれと言われ、初めて後ろに舫う。
明日は夏休み最後の土日で色々有るのだろう。
舫い完了して11時10分。
本船やフェリーに針路を譲って時間をかなり要した。


写真:
商船三井フェリーが、すぐ後ろから通過していった
牛窓に舫うECHO POINT。
 いつも後ろにも1艇入れる様に、前にとめる。
 地元の人に後ろに入れてくれ言われ、初めて後ろに舫う。