DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

相生港に移動

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2018.6.23(土)
予報では昼前後から雨。
ということは、早く出れば、あまり濡れないで済む。

今日の目的地は相生港。
相生の地名は知られているが、相生港に入ったヨットマンはあまりいないのではないか。
私は2007年に奄美の阿鉄湾でCANONさんに初めてお会いし、母港、相生港の名前を知った。
https://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/46826844.html

いつか相生を訪ねたいと思いながら何年か前、ようやっと実現した。
それまで相生というのは田舎の小さな港なんだと思っていた。
行ってみて驚き、なんと石川島播磨の本拠地で、相生駅には新幹線も留まるではないか。
町から少し遠いがCANONさんも係留している大きなマリーナもある。
ただ、相生のヨットマンはここに入るが、止める場所ば無いので、
外のヨット乗りは通過するだけで知っている人は少ないと思う。

私は来てみてすっかり相生が気に入り。何度も来ることとなった。
私は港の奥、大昔、江戸時代、明治と栄えていた相生の港の名残、
全て埋め立てられた港の残り、小さな港があり、そこに槍着けして留めている。

今日の航海:
左右に漁船がいるので、モニター替わりに付けていた小アンカーをまず上げ、
続いて、アンカーロープをゆっくりたぐる。
なにも引っかからず、無事アンカーが上がって来る。
6時5分に赤灯台をかわす。

港から出て、本船航路を横断し、本州沿岸を目指す。
港の沖は漁船が連なって左から右に進んでいる。15ハイはいるだろう。
双眼鏡で見ると各艇、網を引いている。
これはマズイ。網に掛からない様、後ろに距離を置く。

この繰り返し。
危なくて、ジブは上げられ無い。
ズット立って、ウオッチングを続け、各艇に対処する。
瀬戸内海は土曜のせいか、釣りが盛んなのか。
漁船だけでなく釣り人が20人は乗っている様に見える細くて長さがバカに長い釣り船を何艇も見た。


7時5分に本船航路を縦断。
巨大本船は遠くで一度もミーティングしなかった。
航路を横断し終わるころミーティングしそうな大型本船があったが、
コースを変えてくれる。

横断後は本州に沿って西に進むが、巨大工場地帯が続く。
瀬戸内海にも巨大工場地帯が数多くある。

相生の手前、5マイルぐらいになってようやっと緑の山と、小島が点在する瀬戸内海らしい景色となる。

工場地帯の前には巨大本船がアンカーを打ち留まっている。
入港指示をまっているのか。
ここでは、いつも何艇か巨大船が待機している。

きのうに続き、今日も霞がかかり、工場群も緑の山も霞んで、良く見えない。

クローズホールドかアビームと久しぶりにジブを上げて帆走できる。
ただし、弱い風なので5ノットは出ない。機帆走。

雨が時々ポツリ、ポツリと落ちてくる。
相合港に入る頃より、少し雨脚が早くなる。

一番奥の小さな港に入り、スターンアンカー、槍着け。
舫い、12時20分完了。

天気予報どおり本降りとなる。
急いで片付け、昼食。

となり、岸壁側に日の丸の旗を立てた船が横付けしている。
海上保安庁では無いと思う。地元警察の海上用の船か。
何か言ってくるとメンドーだなと思っていたら、食事をしている最中に出港していった。
一安心。

今、一旦、雨が上がった様だ。
これから上陸。13:39。

食材アレコレ仕入れてきました。ここには24時間営業のイオンだけでなくホームセンターもありました。
帰る道すがらポツポツ降ってきましたが、気になるほどでは無く、予報よりは雨は少なかった。

写真:
・泊地の様子
・槍着けした背後
・遠くから、小さな港を見る。真ん中に小さく赤いヨットが見えますか。後ろはとれたて市場。
・こんな風に大型本船が停泊してます