DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

御手洗へ。またまたアクシデント

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2018.7.11(水)
御手洗へ。
港内でメインを上げ、6時50分スタート。
御手洗へのコースには鼻栗瀬戸がある。
鼻栗瀬戸の転流は来島海峡の転流より20分早い。
2018.7.11本日の来島海峡転流は9時29分。従って鼻栗瀬戸は9時9分。
鼻栗瀬戸の最強流まで約10マイル、2時間。
少し余裕を見て、6時50分に出たわけだ。

弓削を出て橋をくぐる。
バカにエンジンの排気ガスが白い。白い煙の様だ。
どうしたんだろう、チョット気になる。
オイルが少なくなったのかもしれない。
一旦艇を止め、オイルをチェックし、若干減っているので足す。
再度エンジン始動、とナント今度はピーと警報。
赤く点灯しているのを見ると冷却水。

これは、多量のゴミの中を進み、冷却水取り入れ口がゴミかビニールで塞がれたに違いない。
潮がきついので、流されてしまうので、水路の真ん中辺まで、ピーと鳴らしながら移動。
すぐさま、フルチン(フルチンて今の人知っているかな)で潜る。冷却水取り入れ口まで。
見たところ何でもない、手でさわっても何でもない。

これはコックからエンジンまでの間の問題だ。
台風の後などにコックから冷却水が入って来ない症状が時たまある。

コックについたホースを外す。勢いよく水があふれる。
と冷却水こしきが詰まっているのだ。
筒形のを外し、中の網目を掃除。
エンジンを掛ける。
再度ピー。
これは本格的に調べなければとコックから先、こし機回りのホースを全て外し中をチェック。
有りました。こし機に入る手前のホースにヘドロが詰まっているのが見える。除去清掃。
再度エンジン始動。少しピーと鳴って止まる。
ようやっと正常。航海継続。

弓削から御手洗のコースは左右前後、緑の山に囲まれた実に瀬戸内海らしい穏やかで美しい。
ただ、潮は何処も非常にきつい。何度も艇の頭が左右に持っていかれる。

渦や波も多い。
鼻栗瀬戸の最強部を9時7分に通過。2分違いですね。

御手洗の大桟橋に近づくと潮がきつく、泡立っている。渦もある。
艇を着け舫いを固めるのに時間を要す。
11時5分舫い完了。

昼食を済ますとすぐ、冷却水関連の清掃開始。
清掃が終ったのが15時。

食材仕入れに農協にいったが、ここでも殆ど品物を入荷できず、棚ががら空き。店舗は綺麗に新しく建った。
御手洗では水は手に入るのでキャリーで20Lポリタン2個、水調達に。

今日も忙しい一日であった。

写真:
・御手洗に舫うECHO POINT
・鼻栗瀬戸の出口
・冷却水取り入れコックの先。台風後などに、ここが詰まり、海水が入ってこないことがある。
・ホース、こし機など冷却水回りの全てを取り外し清掃