DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

船を移動、舫い台風対策

2020.10.7(水)

夜は強風の音、朝は晴れて気温低い、風はやや収まるがやや強い。

撫養は字も読み方も特殊ですが、特別の港です。

江戸時代、四国八十八カ所巡りは船で撫養につき一番札所霊山寺にお参りにいきました。

https://donsaigoublo.hatenablog.com/entry/64823701

 

また、阿波一宮 大麻比古神社もすぐ近くに鎮座

https://donsaigoublo.hatenablog.com/entry/64823698

さらに、源氏より古い土佐日記に撫養の港が出てきま

https://donsaigoublo.hatenablog.com/entry/64824191

 

6時、撫養の東の空

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 となりのひまわりさんは小鳴門を通って瀬戸内海へと7時に出港しました。

リーフして出港、状況が悪かったら引返してきますとのことでした。

撫養にいると静穏ですが、確かに外は結構吹いているかもしれない。

通過には約1時間なので、今8時50分、無事通過したと思われる。

 

船移動。

今は巨大船に接触しすぎているので、ひまわりさんの位置に船を移動。

台風対策。

私は台風に対してはKasayanの最悪の状況を前提に行動せよを固く守っている。

きのう無理してマリーナシティから3ポンで強風の中、移動したのも同様の理由。

悪い場合はマリーナシティに居続けになる可能性がある。

次の日移動の方が予報では海況が良くなる。しかしあくまでの予報だ。

実際には今日はきのうの予報に反し海況は、より悪くなっている。

移動は無理だっただろう。明日は朝から一日雨。

台風対策の最大のポイントは安全な港に人が驚く程、早く移動することだ。

安全な港こそ重要。

近辺で最も安全と思われるのは撫養港、しかも瀬戸内海に入るのに最も便利。そこで早々と移動したわけだ。

 

岸壁舫いの台風対策

船を巨大船から離す

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巨大船から離すとビットは後ろ舫い一つしか利用できない。

擦れ止めには今回作った塩ビ1.5mホースを使用

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舫いを取るには車止めを使うしかない。

近くに捨ててあった残材をストッパーに前舫い設置。擦れ止めは塩ビホース

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今回のハイライト、スプリングを取るアイ。色々やってみたが今ひとつ。

そこでを鎖で専用に作成。車止めに鎖一捲き、アイには擦れ止め消防ホース地使用。

なかなか様になっているでしょう。

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車止めを一周した情景

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岸壁とフェンダーの間には毎度おなじみの擦れ止めボードを入れる。

 

予報では午後は降水確率10%で曇り。

雨の心配は全くないと思っていたら15時過ぎに雨。

16時半、止んだようなので食材仕入れにこれから出かける。

強風注意報の中、マリーナシティから撫養に

2020.10.6(火)

かなり迷う。

夜のゴーゴー言う強風は朝は静かになっている。

しかし、強風注意報が出ている。

私のルールとして、強風、波浪の注意報が出ている時は出港しない。

しかし、

1.注意報は12時まで

2.行き先の撫養への航路地域は兵庫県、四国徳島県には強風注意報は出て無い

出港決定。

ただし、事前にメインを3ポンにする。

航海:

和歌山マリーナシティ→撫養(むや)28.1マイル

事前に3ポンに縮帆、港内でメインを揚げる。8時20分スタート。

外に出ると、先ず止まったままの大型船。

湾内が静穏なのか大型本船3隻が停泊していた。

大阪湾に通じる友ヶ島水道方面に多数の漁船。

進行歩行に漁船、ピカピカ光らせて止まっている。

これは警戒船ではないか。

よく目を凝らすと警戒せんと思しき船の遥か後方に大きな漁船。

右と左に遠く離れて2隻の船。

こちらに警戒船が近づいてくる。

何を警戒しているか解ったのので、右に大きく回る。

と警戒船も近づくのを止める。

2隻の漁船の距離は離れている。つまり、2隻で巨大な網を引っ張っている。

引っ張っている船は巨大な網を引いているのだ。

皆さん、ピカピカ光るのは警戒の船です。気をつけましょう

港内は比較的静か、しかし外に出ると風波ともに激しくなる。

3ポンに縮帆にして正解であった、フルメインだったら操船ができない。

沼島(ぬしま)の南まで予報どおりの北風強風が続く。

ヒールで艇内の諸々が飛び散り落ちる音が続く。久しぶりだ。

艇内は色々なものが折り重なって落ちている。

予想した通り、沼島南では島影で風が阻害され少し落ちる。

燃料補給。

沼島の先は鳴門海峡を通過する航路を横断することとなる。

しかし、通過する本船は左手、すでに通過してしまった巨大本船しか見えない。何時間か前に潮止まり、反流があったのだろう。

瀬戸内海へ入る巨大本船は1艇も見なかった。

鳴門大橋が見える地域に入ると風が変わる。

北のアビーム状態から、西の風、真上りとなる。こんな予報は無かった。

真上りとなると、小さなスプレーがひっ切り無しに降りかかってくる。

ご存じ、撫養、つまり小鳴門と入るには陸まじかにある赤灯台を右に見て、

極めて狭い航路を進む。

撫養に近づく。

着けようとするに岸壁に巨大船。

長い岸壁だがその長い岸壁全体を占領する巨大船。

最初は巨大船の後ろのほんのチョットした空きに入れようと、

3~4回試みるがうまく行かない。

しょうがないので巨大船の前に少しでも空きがないか見に行く。

ナント、ヨットが停泊しているではないか。

このヨットと巨大船の巨大舫いのほんの小さな空きに苦労して着ける。

狭い空きなので、慎重に舫いを設置調整。

撫養港について、岸壁に着けるまで1時間以上を費やした。

一応、舫い完了して15時20分。

ここは四国、徳島県

デッキ、船内共に後片付け、整理。

撫養に着いたら必ず行こうと決めていた競艇場の風呂に夕方向かう。

風呂の前に大形ショッピングタウンで必要なものを仕入れる。

風呂に入っても18時頃には艇に戻れた。

先に着けていたヨットひまわりさんに灯が見える。

艇を叩いて、挨拶。

確か何度かひまわりさんとはお会いした記憶があるが、

改めて名刺交換。

ひまわりさんは洲本からの移動、私より1時間ほど前に着いたらしい。

風が強かったでしょう、その通り。

私は洲本からで追手で未だ良かったけど。

 

撫養に向かうには鳴門海峡を横断する。

鳴門海峡大橋

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ようやっと岸壁の狭い空きECHO POINTを着ける

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阿尾港から和歌山マリーナシティへやってきました

2010.10.5(月)

阿尾港から和歌山マリーナシティへやってきました。

航海:

アンカーを揚げ、港内でメインを揚げ、6時55分スタート。

阿尾港を出るといつも多数の漁船を見るのだが、今日は全く見えない。

不明だが、これってコロナで漁業補償されることの反映か。

殆ど真北に進む、風は真北から吹く。

波無く風穏やか。

所が、マリーナシティへ方向転換する前あたりから強風。

しかたなく強風下でリーフする。

マリーナシティ方向に進み湾内に入ると落ち着いて来た。

しかし、風は強い。

マリーナシティ近くの海で注意!

進行方向で漁船が二隻で何かをしている。

コースを船尾方向に変針し、近づくと船の後ろに小さなブイの塊。

これはまずいとさらに左に変針、すると目の前に赤い大きなブイ。

つまり二隻の船尾方向に長く、注意喚起のブイなのだ。

この様に、漁船本体だけを避けてもダメな場合もあるので注意!

マリーナシティのビジター用バースに着ける。

仮舫い、10時35分完了。早かった。

これが長いビジター用、桟橋。ここに一旦着け、手続きします。

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私はかって知ったるマリーナなので、色々作業を予定していて実行します。

先ず水の確保、飲み水、3ガロンボトル2個、20Lポリタン2個の水をポンツーンからでなく、陸の炊事場から取り艇までキャリーで運ぶ。

洗濯機も設置されている。自分の洗剤を使えるので私にとっては貴重。

予定通り洗濯、200円と安い。

あと、諸々のゴミ廃棄、大きなマリーナなので分別して廃棄出来る。

全て予定を汲んだ内容を達成。

料金は平日一泊1000円、土日2000円、火曜休み。

手続き時にバス時刻表を貰うと便利です。

手続き後、ビジター用バースに移動。

ここは電気も水道もありません。

北風が強く、舫いに時間を要す。12時30分舫い完了。

即洗濯ものを干す、続いてすぐ昼食。

ビジター用バースにくつろぐECHO POINT

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洗濯や水補給などで今回は黒江ぬりもの館へは行けないと予想していた。

しかし早く着いたので、航海データ作りと食事造りを後に回せば、

1時34分のバスに乗れそう。行けないことは無い。

これが黒江ぬりもの館

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ここで古陶器、江戸時代のものを毎年購入している。

なかなか良いものを東京と比べれば信じられ無い安い価格で購入できる。

しかしおととしぐらいからかなり高くなってしまったが。

小皿2点

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中皿1点、これと同じ模様のを前に買った記憶がある。もう少し大きかった記憶だが。

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ぬりもの館の後は1時間に1本あるバスでオークワへ。

食材その他購入。

マリーナシティ前で降り、果物館で多量にある安い柿を購入。

艇に16時半ごろ戻る。

あー、忙しい一日が過ぎた。

早めの夕食を食べ、航海データ作り。

その後、これを書いている。

この後、食事作り。忙しい。

 

19時25分、強風でゴーゴー言っている。

綱不知から阿尾港に移動しました

2020.10.4(日)

朝、いつもの様に先ずアンカーを揚げ、港内でメインを揚げ、

7時5分にスタート。

チョット雨が降りそうな一面の曇り空。

海況は静かそのもの風弱く、波無し。

田辺湾は漁船も釣り客も遊びのモーターボートも多いのだが、

どちらも、いることはいるが日曜というのに非常に少ない。

Tシャツにボタンのシャツを着たのだが、走っていると寒い。

ネックウオーマーを付けたが未だ足りない感じだ。

結局、ヘンリーロイドのホールウエザー上着を着る。

これを着ると不思議と安心感が出る。

今日のコースには海の難所、日ノ御埼がある。

何故こんな中途半場なところが難所となるのだろうと長いこと思っていた。

ある時、海図を見て気付いた。

ここは袋の口というのは言い過ぎだが、本州側と四国側が張り出して、

狭くすぼまった場所だ、海流の影響が大きいのだ。

静穏な海況でも日ノ御埼はあれて波が高く悪いことがシバシバある。

今日は非常に穏やかな海況なので先ず大丈夫だろうと踏んだ。

残念でした、ハズレ。

日ノ御埼の6マイル程前でピッチングが激しくなり、

船首が水に沈み、デッキを波が洗う。

風は最初ジブを張れるクローズホールドだったが、次第に前に変わり、

メインがバタバタ言う真登り。

デッキを波が荒い、スプレーも飛ぶがコックピットに上から降り注ぐという程のことは無かった。

不思議なことに、この荒れた状態は5マイル手前までが最高で、

その後次第におさまる。

いつもは一番激しい日の御埼前は殆ど、静かとなった。良かった。

阿尾はいつもの岸壁に槍着け。

釣り客とその車が岸壁に沿ってならんでいる。

今までに見たことも無い光景だ。コロナでやることが無く釣りに来るのかなー。

12時5分に仮舫い完了。

 

陸で干物を買ってくると言っているのが聞こえる。

アレ、漁協の店は12時にしまるはずなに、日曜であいているのかと、

上陸して漁協店舗まで。開いていた。

生の魚は無し、売り切れ?

果物が欲しかった。有田さんバレンシアオレンジと言う怪しげなミカンが

美味そうだったので買う。

おばさんに聞いたら土日は3時まで普通の日は12時まで水曜休みとのこと。

帰りに、急階段の上にある白髭神社参拝、立派な本殿、綺麗に手入れされている。

艇までの帰り道、何気なく車のナンバーを見たら、奈良や大阪が多い。

というより、岸壁に並んでいる釣りの車は地元では無く、殆ど外部からと解る。

阿尾港岸壁に舫うECHO POINT

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綱不知(綱知らず)で静かな朝を迎える

2020.10.3(土)

早朝は曇っていたが、次第に晴れてくる。

綱不知でのいつもの様に公園まで顔を洗いに行く。

ご飯も炊いて、食事、後片付けも終える。

8時38分、綱不知の静かな朝

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朝日を受けてたたずむホテル川久

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 エンジン復活

念のため朝、エンジンが掛かるかテスト。

キーを右に回す。ナント、ピーと音、

続いて始動ボタンを押すとエンジン始動。

つまり元に戻ったのだ。

何故ピーと音がしなくなったのか、又何故復活したのか。

多分どこかの線が外れている、断線寸前と言った原因があると想像される。

しかし、確とは解らないので又聞こえなくなるおそれもある。

 

フェンダー作成

フェンダーの新しいのを購入済みなのだが完成させて無かった。

使っている内に俵フェンダーは見る影もなく哀れな形状となる。

そこで私はテント地を巻くことにしている。

完成

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色々やったが、側面はこの様に縫い合わせるのが一番強度が高いとわかりそうしている。

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吊り下げるシートが左右に動かない様にフェンダーの穴より大きいコブを

作っている。今年はエイトノットをダブルにしたのを作ってみた。

これはスマートですね。

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全て準備完了、出港しようとしてエンジンが掛からない

2020.10.2(金)

問題発生。

出港準備全て完了、舫いを外すだけ、エンジンスタートキーを右にひねる。

何にも反応無し、エンジンが掛からないのだ。

サー大変、この20年間こんなことは一度も無かった。

テスターを引っ張り出し、色んなん物をどけて、バッテリーをむき出しに。

エンジン用の太い回線、電源スイッチなど関係あるところの切断、通電状態を調べる。。

異常無し。

後はいつものの様に、困った時の上田さん頼み。

私は大事件発生の際はいつも泉大津、ブルーシーガル上田さんに指導をお願いする。

相談事に対し、実に明晰かつ簡潔に答えてくれる。

この簡潔さが素晴らしい。

パソコンの場合も同じなのだが、詳しい人はいっぱいいる。

しかし、余分なことは無しに要点だけに絞って指摘してくれる人は先ずいない。

久しぶりに上田さんに電話。

一番考えられるのはスターターソレイドの上にあるリレーの故障。

そうするとヤンマーに頼むしかない。費用も掛かりそうだな。

と、続いて電話を頂く。関連する結線の断線の可能性がある。

指摘の配線を探り出し、チェック。断線無し。

その他、チェックの結果は特に問題無し。

ヤンマーに連絡するしかない。調べたエンジンメンテの会社に、もう来ているだろうと8時50分ごろ電話、出ない。

この出なかったのが幸い。

もう一回やってみようとキーを回す、やはり無音。

しかし長年の習慣でキーをひねった後、無意識にスタートボタンを押す。

と、ナント、エンジンが始動するではないか。

普通はキーを右にひねり、オン。ピーと音。

スタートボタンを押しエンジンスタート。

廻り出したところでピー音が消える。

これが、音は無音だがエンジンはかかる。

どこかが断線しているのだ。とにかく今はエンジンが掛かることが重要。

出港出来る。

エンジン計器。キーを右に倒し、左下にあるボタンを押すとエンジン始動

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エンジン計器裏側

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スイッチ部分配線

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航海:

串本→白浜綱不知 39.8マイル

今日の航海は距離があるので、6時半にはでる算段。

全て準備完了し、舫いを外すだけの所で上記のアクシデント。

舫いを放り投げ、外し、港内でメインを揚げ、9時25分、スタート。

難所、潮岬を越える時は二つのチェックを事前に行う。

潮岬を越える時は2つの事をチェックしましょう。
1)現在の黒潮の状況
2)潮岬の現在の状況

1)現在の黒潮の状況
  海上保安庁、海洋速報&海流推測図
  現在、黒潮がどう流れているかがわかります
  潮岬に接近しているのかが図示されている
  http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/

2)潮岬の現在の状況
  潮岬の串本灯台のリアルタイムデータが見られます
  風向、風速、波の高さを、今とその前の24時間を表で見ることが出来ます。
  海上保安庁による潮岬のリアルタイム海況:
  https://www6.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/tanabe/shionomisaki_lt/kisyou/index.html

黒潮、今日のを見てみましょう。潮岬から遥かに離れていますね

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風向風力の現在の様子と今までのリアルタイム情報

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潮岬を越えるのにこんな良い状況はめったにありません。

出港が遅くなり、着くのが暗くなる可能性もあるのに出たのはこの好条件の為。

潮岬を通過する本船は殆どが東へ行くのみ。多数。

 

この景色を感動無しには見られません

始めて潮岬を越えた時の厳しさ、全く進まない艇、少しづつあとずさりする艇。何度みてもその際の厳しさがよみがえる。

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ここにはいつも何十隻という漁船が作業しています。

黒潮が遙か沖を通り、潮がぶつかることが無いので魚もおらず漁船もいないということなのでしょう。1艇しか見えませんでした。

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この航海で漁船を殆ど見ない。

田辺湾にはいつも釣り船を含め多数の船がいる。

コロナの影響で船を出さないのかなー。

ズット不安だったが、無事明るい内に綱不知に到着。

17時仮舫い完了。

我が愛する綱不知に舫うECHO POINT

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綱不知に着いて、このバースを使わせてもらっているFさんが当地の温泉は他県の人は入れませんと教えてくれる。

えー、すると楽しみにして来た、いつもの白良湯もダメ。

その他、愛好してしている白良浜の温泉、艇を舫った目の前の綱の湯全て、ダメとのこと。

アー、それは残念。

しかし、艇を片付けていると岡からFさんが綱の湯だけ、今日から他県の人も大丈夫になったと教えてくれる。

船を整理し、食材仕入れはついでに、白良湯も大丈夫か見に行く。

残念ダメ。大きな看板とマスクをした係りの人がいて、

他県の人はダメ、和歌山県在住を証明できるものを持っていないとダメとのこと。10月いっぱいは続く予定とのこと。なかなか厳しい。

食材仕入れ後、綱の湯に入り艇に戻る。

私はいつも白良湯に行くので綱の湯には入らないが個々のお湯は良い。

温泉らしい温泉の湯。気持ち良い。

フィッシャリーナ那智から串本港にやってきました

2020.10.1(木)

フィッシャリーナ那智から串本港にやってきました。

2020年のクルージングスタート。

コロナ禍で那智での水上生活は3か月に及ぶ。

東京の移動解禁で全国解禁。もうヨットで移動してもアレコレ言われないだろう。

航海:

フィッシャリーナ那智→串本港18マイル

今日になってもうねりが収まらない。

那智にはうねりはメッタニ入らない。

しかし、今回はうねりが長く続ている。艇が桟橋にこすりつけられる。

港内でメインを揚げ、7時半スタート。

串本港岸壁に仮舫い完了、11時30分。

風の予報が北西から北東に変わり、ジブも張れたが、途中から真追ってになり、ジブを巻く。

晴れて日差しが強く、日をよけたい。

海況が悪いせいか漁船は殆ど見かけない。

うねりの為、極めて乗り心地が悪い。悪いのが串本港の手前まで続く。

幸い、串本港の赤く大きな灯台が見える地点までくると、

大島の陰になるせいか、静かな海況となる。セイルダウンがやりやすい。

うねりに翻弄されたが、良いこともあり、連れ潮だったのですよ。

この地域は連れ潮の時も逆潮の時もある。運次第。今回はラッキー!

海上保安庁の大きな船が留まる岸壁の前、いつもの場所に接岸。

以前留めていた反対側の岸壁の船の状態はこの何年か変わらず。

殆ど埋まっている。これらの船はサンゴを取ることが出来る様になって増えたと聞いていた。そういつまでもサンゴは獲れないだろうと、

船がいなくなっているのを期待したが、岸壁は突き当り、スタンドの前も含め、船でいっぱいであった。

串本港に舫うECHO POINT

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遠景

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岸壁接岸のロープ擦れ止め塩ビパイプ、長さを1.5mを作成。

1mだと足りないことがシバシバあり、今回これを新調。丁度良い

岸壁係留の場合、係留仮止め後、スプリングも含め4本の舫いに対し、

この様な取り付け、調整でかなりの時間を要す。

串本岸壁ではビット間の距離が長いので余計時間を要す。

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新しい岸壁、浮き桟橋が新設されて漁船が接岸してました。

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